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2021年10月16日 (土)

ランタン : Hurricane lantern(SturmLaterne) Feuerhand Baby Special 276 Zinc / ケース&スペアパーツ

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キャンプでの安らぎタイムのお供ハリケーンランタン。

大光量で明るい大型燃料系ガスランタンや
お手軽で安全で明るい高性能なLEDランタンも色々持っているのに
灯油やパラフィンオイルで、ゆらゆらと優しく灯してくれる
ハリケーンランタンの灯りには特別な魅力を感じてしまいます。

構造もシンプルで、燃料も圧縮する訳でも無く
着火システムなんかも当然ないんですが
その完成された使いやさと
ハリケーンでも消えないランタンとして機能面も満足。

たしかに、このランタン一つでキャンプとなると厳しいですが
食事も終わって、焚火を囲みながら、安らいでいるときに
明るすぎるランタンや、LEDの灯りじゃ得られない
特別な時間を味わう事が出来るが最高です。

そんな訳で、ハリケーンランタンを買い増し。

Feuerhand Baby Special 276 Zinc
フュアハンド ベイビースペシャル276 ジンク
https://www.star-corp.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=100584
Amazon: https://amzn.to/2YVJ71t

●本体寸法/ 15 × 26 cm
●重量/480g
●タンク容量/340ml
●燃料/灯油、またはパラフィンオイル
●材質/本体:ガルバナイズドスチール
●燃焼時間/20時間以上
●明るさ/5W

購入したのは人気のドイツ製のフュアハンド276
ジンク…マットシルバーのベーシックモデルです。

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左から、このFeuerhand(フュアーハンド) Baby Special 276 Zinc、
真ん中は Petromax(ペトロマックス) HL1ストームランタン 12322
右端は DIETZ(デイツ)LANTERN No.50 COMET レッドカラー
(DIETZのホヤはPetromaxに変更しています)
Feuerhand 276は HL1やDIETZ50より一回り大きいのが解ります。

その用途的に、ハリケーンランタンは小型が好みで
もともと定価の数千円で購入したPetromax HL1を使っていたのですが、
絶版と共に とんでもない10倍近い高額のプレミアが付いてしまったので
互換性のあるDIETZの一番小さい#50 COMETを使っていましたが
こちらも絶版と共に…何倍もの高額のプレミア状態となっているので(汗)
キャンプ道具文化財として…ガンガン使うのを少し抑えようと思い、、
現行品のFeuerhandl 276 を購入してみました。
ただ、こちらも かなり人気で品薄で、すでにプレミア価格で取り引きされているようです(汗)
自分は実店舗で定価購入だったんですが…
何とも…こんなニッチなアイテムですがファンが多いんですね。
しかも、ロゴやら似せた偽物も出回っているとか、、、
せっかくですので購入時には注意していただき
ぜひ本物を味わって頂きたいところです。

そんな訳で、当分、絶版にはならないと思うのですが
ビンテージものや、DIYやカスタム好き 旧車乗りのクセで
購入できるうちに消耗品やスペアパーツを購入しておきます(笑)

まず絶対おさえておきたいのはガラス製のホヤですよね…
そしてOH時に予備で持っておきたいバーナーセット。
あとは何気に紛失したらガッカリな給油口キャップ(汗)

FEUERHAND 276ホヤガラス 12605
https://amzn.to/3mRMOO0

FEUERHAND 276用 バーナーセット 12607
https://amzn.to/3aECWlg

FEUERHAND 276用 注油口キャップ 12769
https://amzn.to/3j91XcN

替え芯はネタとして純正を購入していますが汎用品で十分ですね。

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そして、フュアーハンド ユーザーに定番なオイル漏れ対策で
注油口キャップ に、パッキンを追加です。

SANEI 水栓補修部品 ユニオンパッキン
直径28mm×内径23mm×厚さ2mm PP40-28X23
https://amzn.to/3p7tGON

材質:ニトリルゴム(NBR)
【注意】石油・電気・薬品・ガス等の器具への使用及び直射日光のもとで使用と保存はさけてください。

!?灯油、またはパラフィンオイルには不向きですが…
自己責任で…今のところ実用性にも問題なし
FUERHANDランタンにサイズぴったりで
配管用コマ・パッキン・Oリング部門でベストセラー1位です…

Feuerhand_07

そして燃料ボトルに好評なセリアのオイルボトルを購入。
100ccの小分けで炎の出し方にもよりますがフュアハンド276で6時間くらい。
素材はVARGOフューエルボトル 240ml とかと同じポリエチレン。
パラフィンオイルを入れておいても問題無さそうです。
キャップ部分の液漏れが心配ですが、しっかり閉めておけば
逆さや横置きに数日置いておいても漏れていませんでした。


あとは この手のランタンとえいば、
ワイルドにバックパックに ぶら下げて運んでも良いのですが
性格上、しっかりと梱包して運びたいので(笑)
専用にケースも購入してみました。
Feuerhand純正のケースも一応あるのですが
ちょっとロゴの色が合わない気がするので
オレゴニアン キャンパーのギアバッグを選択。

Oregonian Camper (オレゴニアン キャンパー)
Semi Hard Gear Bag M
色: BlackCamo
https://amzn.to/2YRUBmX
サイズ:30×15×14cm

オレゴニアン キャンパーのギアバッグは
色々なサイズとカラーバリエーションの展開があるのですが
選んだのはMサイズのブラックカモフラージュ。

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持ち運び用の取っ手は縦横の二方向にあって
ファスナーも3方向まで開き大きく開くので収納もカンタン。
収納するアイテムに合わせベロクロで位置が変えれる仕切り版2枚付き。
フタの裏にはメッシュポケットがあって小物の収納も便利で、
プラ素材のカラビナ付きのランヤードも便利で良い雰囲気です。

このFeuerhand Baby Special 276 にもピッタリサイズ。
隙間にセリアのオイルボトルや着火用のガスマッチも収納可能です。

そして、付属の取説に写真も載っている
Coleman 2500 NorthStar ガスランタンも収納可能ですね。

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そして、この形状から、アレにも使えるんじゃない?って
思った方も多いと思いますが…そう、カメラケースにも良いですね。
セミハードなので 少し防御力は低いですが
インナーケースや、小物の収納に便利に使えそうです。

たかが、ランタン。されどランタン。
ゴールゼロなど、人気のLEDランタンも便利でお薦めですが
ハリケーンランタンのFeuerhand 276 も良いですね。

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LEDランタンにはない炎の揺らめきと灯りは
サイト全体を照らすような明るさはありませんが、
焚き火の炎のように、見る人の心を落ち着かせ、
非日常な安らぎの世界に引き込んでくれますね。

 

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2021年1月11日 (月)

JEEP PATRIOT LIMITED, ヘッドライト CREE LED H4バルブ & RCP キャンセラー LEDリレー

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そんな訳で…愛車 JEEP PATRIOTのヘッドライトを
今時な明るいLEDバルブに変更してみます。

まずは色々とエンジンを掛けずに配線のテストなどする際
作業中にバッテリー上がりなどすると面倒なので
いつも通り下ごしらえでバッテリーをフル充電してスタート。

ガソリンエンジンのパトリオットは
ディーゼルや2ストほどでは無いですが
やっぱりガレージ内でアイドリングさせておくと家中に
排気ガスがこもってしまうので、エンジンを掛けての
動作チェックは最小限にしておきたいところです…

Headlight_h4_led_01

使用したLEDバルブは…
CREE製LEDを片側で32チップ使用して
12800lmという明るさを謳うH4バルブ互換の製品。
ロー側とハイビームの発光部分が
ハロゲンバルブの発光部分に合わせてあり
光軸にカットラインも目視ではイイ感じに出ています。

メーカーはHIKARI…でしょうか
ファンレスでアルミ製のヒートシンクを備えるバルブ本体と
防水カプラーで接続されるコントローラーのセット。

実は数年前に購入した製品で、
その時は、パトリオットに付けた際に、
外車系でお馴染みの点滅など症状が出て使用できず
結局 同じH4バルブを採用する二輪車のヤマハSRに
片側のみ流用で使用していました。

Headlight_h4_led_05

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これが明るさもバッチリで使い勝手も良好。
やっとHIDの代わりになるようなLEDが出たと実感。
街乗りは もちろん、キャンプツーリングに、
そこそこの距離のある高速を使ったツーリングなど
トラブル無く好調に使用していたのですが…

YAMAHA SR … ImageChange
https://tact.air-nifty.com/thp/2017/05/tact_sr_2017.html

やっぱり、パトリオットのライトの暗さも気になり
その明るいヘッドライトの恩恵を受けたいと思い、
再度、SRから取り外し(SRには新たにLEDバルブを購入予定)
パトリオットに取り付けをチャレンジします。

Jeepパトリオット ヘッドライトLED化リベンジにあたり…

アメリカ製やヨーロッパ製 輸入車に採用される
ハイパワー電流回路に対応した
LEDリレーユニットと言われているキャンセラーを追加します。

Headlight_h4_led_02

RCP H4/HS1/HB2/9003 Hi/Lo 兼用 led化対策
球切れ警告灯/チラつき/不点灯 万能キャンセラー ユニット
9V/12V BWM MINI ヘッドライト 改装用 CANBUS
抵抗+コンデンサー+電子デコーダ内蔵 リレーキット 2本セット
https://amzn.to/3ntAd1T

使用したキャンセラーは、Jeep系のヘッドライトに
LEDバルブを使用した際に、見事に点滅などの
不具合を改善してくれると評判の良いRCPの万能タイプ

これに先ほどSRから外したLEDバルブと
ストックしていたLEDバルブを左右セットに戻し
パトリオットにセットアップしてみます。

Headlight_h4_led_07

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まずは、before(ビフォー)、交換前のハロゲンの状態。
一応、純正の電球色から、ブルーコーティングが施された
IPF スーパーJビーム J52Tに交換していたので
純正よりは白さのある4200K相当の色味なのですが
やっぱり暗さが気になるのと 色味も少しくすんでいますね。

JEEP PATRIOT LIMITED, Light Custom.
IPF スーパーJビーム J52T SpecTi Aバージョン 4200K H4
https://tact.air-nifty.com/thp/2013/06/jeep-patriot-li.html


現状をチェックしたら、さくさくとコネクターやカバーを外し
ハロゲンのH4バルブを取り除き、
新たにLEDバルブをレンズ内に差し込み、
コントローラーにキャンセラーと仮組みで繋いでいきます。

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はたして、うまく点滅も無く、キレイに点灯してくれるのか…

各接続を終えて、スイッチオン。
ピカッ!明るい、そして点滅も無く、ちゃんと点灯!
カットラインも、目視ではハロゲンと変わらない印象。
そしてハイビームやパッシングも スパッ スパッと切り替わり
こちらも点滅や変なチラつきも無く、見事に改善。
ハロゲンのままのフォグと同時点灯も問題無し。
そして自分で取り付けたディライトにも影響なし。
点滅やチラつきなどで使い物にならなかった
LEDヘッドライトの症状がウソみたいに改善。

その他にも…心配していたナビ画面が乱れたり
ラジオが聞きづらかったりするノイズは無し。
ワーニング警告灯や球切れ警告も出ず
ハイビーム時の警告灯もちゃんと機能しました。

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オンオフにタイムラグも無く、トンネルなどでも即時点灯可能。
パッシングやハイロー切り替えも違和感なく動作。
下方に広角で広がるフォグランプは純正のままで、
基本、ヘッドライトと同じく合わせて点灯していますが
今までバルブ切れもなく使っている丈夫なもので…
色味は、そのフォグとヘッドライトはもともと同じだったので
そのケルビン数による白色の違いが比較として解りますね。
そして上方への光の漏れも、ハロゲン時と大差なく感じます。

いったんフォグは色調的にも雨の時も視認性の良い色調で
雪などの時も融解してくれる熱を発するハロゲンのままとして、
ヘッドライトは熱量が下がるため、雨や雪の時など気になりますが
220mmの大径レンズが完全に雨や雪で塞がれるのは考えにくいので
今時な撥水系のコーティングと併用で様子を見ていこうと思います。

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そして、見た目的に嬉しいのが消灯時の色調。
今まで、未点灯時はバルブのブルーコーティングが
リフレクターに反射して青く見えていたヘッドライトが
スッキリと消灯時もホワイトでクリアに見えます。

また、バルブの状態など そのままスケルトンでチェックできる
マルチリフレクターのヘッドライトはカスタム向けでイイですね。
今時なプロジェクタータイプのようにキレイなカットラインは出ませんが
大口径の丸目ヘッドライトはクラシカルさとモダンさを上手く融合させています。

動作検証はバッチリ。配線も問題無しを確認したので
コントローラーやキャンセラーを、いったんバラし
工夫しつつ、再度 本固定をしていきます。

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ビレットな空冷フィンをもつH4型のLEDバルブの背面以外にも
接続が必要なコントローラーやキャンセラーも熱を発するので
各アイテムの距離感をもたせ 熱による熱だれや破損防止のため
空間があり風通しのよい場所に配置します。

固定は お約束の結束バンド、タイラップを使います。
振動との闘いでもあった単気筒バイクSRカスタムで得た
経験値をもとに、ラバーマウントに ちょいフローティングと
SRの時も、LEDリレーや、フルトラのユニットなど
置き場所には工夫していたので…そのスキルを活用です(笑)

ボディと擦れそうな配線にはガンダムのザク風カバーを被せ、
差し込むだけで隙間もあるカプラーは絶縁テープで固定。
結束バンドはメインの他にチューブを通してブリッジさせるなど、
今までのトライ&エラーで得たアイディアで対策しつつ
耐久性や見た目を顧慮し各パーツを固定していきます。


この仕様で、シェイクダウンをして、再度チェック。
とくに緩みや擦れた形跡も無く、良好。
湾岸を流してきたあとに、ボンネットを開けて確認
心配していた熱も許容範囲で、変形も無さそうです。

そして片側だけ酷使していたバルブも左右で差が無い感じで、
色味も青さがあるLEDの色調ではなく、CREEらしい
違和感のないスッキリとした白色で、純正採用のLED風。
LED黎明期、世界最強のフラッシュライト「SUREFIRE」などが
こぞって採用していたLuxeonを彷彿するハイパワーLEDが
さらなるルーメンUPと熱問題をクリアし、常時点灯を可能とし
車検対応のLEDヘッドライトバルブとして実用できる時代に胸が熱くなります。

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いやぁ。イイですね。もっと早く施工しておけば良かった(笑)

歳も取って 夜間の運転で視力の衰えを感じていましたが、
明るいライトは、夜間の運転をラクにしてくれます。

都心の街灯の整った道はもちろん、
夜明け前や、前乗りで夜間に山道を進み
車中泊で、登山口を目指す時も快適度アップ。

そして、進行方向 前に車両2台分くらいでしょうか
明らかに明るいスポット的な光のカーペットのようなゾーンは
住宅街などの見通しの悪い交差点でも存在を主張し
出合いがしらの事故防止にも役立ってくれそうですね。

後は耐久性ですが…
HIDと違って、各パーツも省スペースで
カプラーの差し替えも簡単なので
トラブル時のバックアップ用に普通のH4バルブは積んでいて
工具無しでも交換できる状態にはしているのですが
LEDの利点でもある高寿命を期待しています。

まぁ 明るいと言っても、今時の車両と同じ程度で
今まで隣に並んだ車のヘッドライトの光量や色調の差に
古さを感じていましたが、これでやっと現代基準になったような(笑)
いつの間にか 絶版車、旧車、といった風情も出つつある
Jeepパトリオットですが、まだまだ現役で活躍してくれそうです。

 

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2018年9月19日 (水)

Coleman 2500 NorthStar LP gas lantern / コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン

2500northstar_00

そんなわけで キャンプ用のランタンを購入です。

今回購入したのは キャンプ場でも、よく見かけ、
メインランタンとして定番な 人気No1の大光量を誇る
ガス式ランタンの コールマン2500ノーススターです。

 

 

 

Coleman 2500 NorthStar LP gas lantern
コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン
https://ec.coleman.co.jp/item/IS00060N03487.html
Amazon: https://amzn.to/2PNtPlz


NorthStar....ノーススター?ノースター?
まぁ北極星って意味ですが バイク、ハーレーの
SPORTSTER...スポーツスター?スポーツター?みたいで
なんともカッコイイ ネーミングですね(笑)

まぁもともと興味があって色々調べてはいたんですが
この手の重くて大きくて、儀式やらメンテやら運用が面倒で、
燃料費も高くランニングコストのかかるランタンってのが
今どきのLEDランタンと比べると敷居も高く
スタイル的にも敬遠ぎみだったんですが…

先日キャンプに行った際に、前日にフル充電した
LEDランタン達を家に全部忘れてきてしまったんですよ(汗)
で・・仕方なくキャンプ場近くのショップにて現地調達(笑)
一応、ハリケーンランタンは積んでいたのですが、
あとのランタンを100円ショップのランタンや
欲しくもない微妙なランタンで済ますのも嫌だったので
どうせなら...前から欲しかった2500NorthStarをGetです。

 

 

 

 

 

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ガソリンランタンの2000NorthStarと共有の
ガラス製のグローブやマントル部分などの質感も良く
専用のソフトケースが付属するのも好印象。

 

#95マントルはケースの内ポケットに1つ着いていましたが、
消耗品であると共に予備が欲しいので同時購入。

 

そして別売りの燃料であるODガス缶は見た目重視で
純正の470g230gをセットアップしてみました。

 

ホワイトガソリンに比べればランニングコストは
多少掛かりますが 持ち運びなどの運用もラクで
まぁ非推奨ではありますが変換アダプターを使えば
コンビニや100円ショップでも買えるカセットコンロ用の
CBタイプのガス缶も使えるのもイイところです。
とくに他のバナーなどと燃料が使いまわせるので
その辺りの予備も共有できるのが安心です。

 

やっぱり入手してみると その性能や存在感は素晴らしく・・
この手の燃料式のランタンっていうのはキャンプ好きには
避けては通れない道なのかもしれませんね(汗)

 

そんな訳で、さっそく儀式とも言うべき
マントルの取り付けと 発光体にするための空焼きです。

 

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から焼きのやり方に関しては 取説にも記載されていますが
公式サイトの動画を見るのが一番解りやすいですね(笑)

 

ランタンの使い方「2500 ノーススター®LPガスランタン」 | コールマン
https://youtu.be/npJoF2CwG0M

 

まずランタンTOPのネジを外しグローブを外し
蛇腹状に折り畳まれたマントルを本体のチューブを
上下のチューブ状の部分にそれぞれマントルの上下を
取り付けます。純正は金属のクリップ式なので
パイプ部分を挟んだら捻ってクリップを絡めます。
そして針金状のクリップはガラスのグローブに当たらないように
内側へ向けると共に点火装置にも当たらないようにします。
そして蛇腹状のたるみは下側にしておくのがコツのようで
その状態でチャッカマン等の火器で炙っていきます。
すると白いメッシュ状のネットがみるみる火が付き
赤くなり煙とともに黒くなり、そして燃焼しきって灰色になっていきます。
これが一度では全体に回らないので、徐々に炙るのと
一か所に集中しないで、様子を見つつ丁寧に
少し黒く残った部分をまた炙るようにして全体を均一に
から焼きしていくと マントルが縮んでピッタリと収まります。
途中もそうですし、空焼き終了後も触るのも厳禁。
グローブを付ける際も慎重に触れないように取り付けます。

 

失敗すると穴をあけてしまい やり直しです(汗)
文章にすると なんだか 面倒で慎重な作業ですが
一度経験してしまえば なんともアナログな作業が心地よく
うまく仕上がった時の道具を扱う心地良さもあります。
まぁ失敗を恐れずにチャレンジしてみるのが
空焼きチェリー卒業への近道な気がします(笑)

 

そんな訳で、点灯! シューという燃焼音も心地よく
そのエネルギー漲る灯は たんなる照明という域を超えた
なんとも温かい光にサイト全体が包まれます。

 

フルパワーでレギュラーガス使用時に
約320CP/200W相当(/約1543ルーメン) という明るさは
街灯のないサイトでも日中のように不自由なく
食事や作業が出来る明るさを発揮しますが
普段使いでは最弱から中間ぐらいの光量で充分で
余裕をもった運用ができます。

 

そしてメインランタンとしてテーブルから少し離れたところに
設置しておけば、そちらに虫を集めることが出来て
食事中は快適に過ごすことが出来ました。
この辺りはLUMENAなどの1000ルーメン越えのLEDでも
同様の効果を得ることができますが・・・
やはり燃焼系ランタンのパワーは
更にその高温の効果で殺虫効果もいかんなく発揮します。
まぁ構造上 掃除やメンテもしやすいですし
この辺りの効力や、その心地良さを経験すると
安全でコスパの良いLEDランタン全盛の今でさえも
フラッグシップなメインランタンとして
この手間のかかるガス式のランタンを持ち出したくなりますね。

ただ使ってみて驚いたのは、ガス缶が冷えて水滴だらけに..
気化熱による そのパワーダウンも けっこうあるため
長時間使うときは あえてガス缶を変えてあげると良いかも。
また冬季などの気温が低い時も燃焼効率が落ちるため
その場合は他のガス器具と同じくパワーガスなどを使うなど
少し工夫がいるかもしれません。
まぁパワーダウンするといっても十分なパワーの明るさで
食事後の まったりタイムにはちょうど良いぐらいで(笑)
夜通しの大宴会やBBQパーティーでもしない限りは
その明るさやパワー感に不満を持つ人は少ないと思います。

 

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そんな訳で 今どきなLED光が無いキャンプを満喫...
焚火といい、ハリケーンランタンといい
その温かみのある明かりは 非日常へと誘ってくれる
優しい道しるべとなってくれる気がします。

 

もちらん テント内などはLED式ランタンが良いですし
少しでも荷物を減らしたい ミニアムなキャンプや、
トレッキングやツーリングキャンプなどの時には
向かない重く大きなランタンではありますが...
このような大光量の燃料式ランタンというのは
また別世界の愉しみというのがある気がします。

実用品としても アダプターを持っておけば
比較的に入手しやすいCBガス缶も使えるのは
震災時などにも活用できるかもしれませんね。

コールマン 2500 ノーススター。
衝動買いでしたが...やはり 良い道具でした。。
年々進化を続けるLEDやバッテリーと対比する
ある意味、熟成した一生モノといえる
マスターピースの1つと言って良いかもしれませんね。

 

 

追記)
赤いガス缶 MSRイソプロ270 と組合せ。
ノーススターの赤いトップと相性がイイですね。
(別メーカーの組合せなので非推奨です)

Nothstar_msr

MSR アウトドア ガス缶 イソプロ 110/270 レッド 登山 【日本正規品】 36927 36928

https://amzn.to/3tltnQO

 

 

 

 

 

 

 

 

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2018年4月 8日 (日)

Aglaia LED 卓上デスクライト LT-T12

Aglaia_led_00

そんな訳で、最近 視力も落ちてきて
ちょっとした読書や手作業の時に
手元を照らすライトが欲しいなぁと調べていたら
イイ感じのデスクライトがあったので購入してみました。

Aglaia LED Desk Lamp 7W,
Eye-care Dimmable Table Lamp
with USB Charging Port, 3-Level Dimmer
with Touch Sensitive Control and Flexible Neck (Black)
http://www.aglaiahome.com/product/70456


Aglaia LED デスクライト 卓上スタンド
USB充電式 三段階調光 三色調整
タッチセンサー 折りたたみ式
https://amzn.to/2GHSNyQ


どこまで名前か解らないけど なんだか長い名前(笑)

他にもOEMな感じでデザインや仕様が同じな
AUKEY LED スタンドライトLT-ST5 などありますが
中でも一番コスパが良い Aglaia を購入。

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すでに他にも色々デスクライトも持ってるし
ランタンなんかも けっこう持っているんですが、
軽量コンパクトで 持ち運びも出来て、
周りに必要以上に灯りを漏らさずに
手元だけを明るく照らしてくれるのが丁度良いです。

今回デスクライトで、欲しかった機能である
白色5200k、昼白色4100k、電球色2900kの
TPOで使い分けが出来るカラーモード調整に
明るさを段階的に変更できる 3段階調光も便利。
そして、オマケ機能という程度ですが
バッテリーも内蔵していてコードレスでも利用可能。

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金額の割には質感や動きの節度感もイイんですよね。
軽いタッチで操作できるアクションは
持ち歩く際には誤動作が心配ですが
卓上で使うには、軽い操作で済むため本体が動かずに
片手でオンオフや調光、色変更まで出来て便利。

そして基本的には有線で給電しながらの使用となりますが
給電しながらの使用でも とくに熱を持つわけでもなく
USBでの給電となるのも便利で一般的な各種アダプターで
作業場から寝室、出張先と場所を選ばずに使えるのと
モバイルバッテリーも併用すれば野外でも長時間利用可能。

この手のデスクライトが1つあれば、
色々使えて便利なんですよねー ということで
ついつい同じにモノを2つ買ってしまいました(笑)
(この商品の特別キャンペーン 1点買うと、50% OFF を活用)!

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たかがライト、されどライト。

全体をほんのりと照らすランタンとも違う、
また大きく光量のある本格的なデスクライトとも違う
軽量コンパクトなLEDデスクライト。
そんなライトも使い勝手がイイんですよね。
なにげに購入以来 大活躍中です。




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2017年10月22日 (日)

ランタン : Hurricane lantern(SturmLaterne) DIETZ No.50 COMET

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そんな訳で、最近 とくに お気に入りで
キャンプのみならず普段からもテーブルで灯して
その灯りを楽しんでいるハリケーンランタンを
前出の Petromax(ペトロマックス)HL1に続き
もう一灯 追加 購入してみました。

DIETZ LANTERN No.50
デイツブランド(DIETZ BRAND #50 COMET)レッドカラー

Amazon.com : https://www.amazon.com/dp/B00MAG53FO/ref=twister_B00MAG53GS?_encoding=UTF8&psc=1

R.E. Dietz Company Limited (DIETZ)社は
Mr. Robert Edwin Dietzにより
米国ニューヨークに1840年に設立された
ハリケーンランタンの元祖とも言えるメーカーですが
現在は本部が香港で、中国生産となり
伝統的な優れたデザインを踏襲しつつ
コスパに優れたアイテムをリリースしています。

そんな色々な種類のランタンをラインナップする
DIETZの中から 今回 選んだのは
一番小型もいえる No.50のブリキ製 赤塗装モデル。

もともと ハリケーンランタンを買い増ししたいなぁと
思っていたのですが、すでに持っている
Petromax HL1のホヤガラスの予備を注文した際に
間違って ちょっと大量に注文してしまったので
そのホヤガラスを使いまわせる・・・・
実はOEMで ほぼ同じサイズで 主要パーツは
ほぼフル互換があるという DIETZ 50 を購入してみました。

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こんな感じで、ほぼ同じな 双子モデルなランタンです。

この小型のサイズ感が絶妙でイイんですよねー。

 

実用的な明るさでいえば力不足は否めませんが
持ち運びなどもラクですし、燃費も良好。
他のランタンとの併用も前提で考えれば
明るさも これぐらいの方が 雰囲気が良く
炎を楽しむ感じが 使い勝手もイイ感じです。

そして、実は このDIETZ 50 も
Petromax HL1と同じく すでに絶版らしいのか
ちょっと入手も困難な部分もあるので・・・

ホヤガラス部分は、純正部品の
DIETZ ロゴ入り品は未使用のまま温存し
さっそく大量にストックしている
Petromax のものに交換してみました!

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ガラスゆえの繊細さと金属塗装のため
少し作業に気を使いますが、交換はいたって簡単。
ランタン本体のトップ部分を上に引き上げ
ホヤガラス部分を後ろに倒し抜き取り交換します。

そして、各パーツのサイズ感の誤差はありますが
問題無く交換出来て、DIETZ & Petromax の
非公式なコラボモデルが完成です(笑)
何気にPetromaxにない 赤い彗星仕様
シャア専用みたいな Petromax HL1 みたいでイイ感じ??

そして 灯りを付けた感じも悪くないですね。

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この 揺らぎのある炎の灯りに癒されますね。

液晶画面のブルーライトから解き放たれ
暖かい自然の灯りにリラックスしていくのが解ります。

この温かみは、やっぱり 電球色などの
LEDの暖色モードとも違う 温かみです。

とりあえずの動作チェックのつもりが
しばし その灯りを楽しんでしまいました。

 

そして、DIETZ 50 と Petromax HL1 は
ガラスホヤ以外にも芯なども同じサイズで
消耗品などの互換性もバッチリ。
このあたりのパーツが使いまわせ
パーツのストックが共用できるのは助かります。

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そして、灯油も使えるオイルランタンですが
こちらも、煤がすくなくて、微かな香りが心地よい
虫よけ効果のあるハーブを含んだランプ用オイルを使用。

ムラエ 天然 ハーブ アロマ 防虫オイル1L 1000cc RO-F1000
Amazon http://amzn.to/2zbyBC1

スター商事 スターパラフィンオイル 虫よけハーブ 1L 12775
Amazon http://amzn.to/2gzhOV7


ただ、雰囲気を味うだけではなく、
キャンプに持ち出した際には、ランタンとして
サイトに優しい灯りを灯すとともに
虫よけの効果も少なからず発揮してくれそうです。

 

そして、キャンプに持って行くとしたら
自分の場合はケースが必需品なんですが
探してみたら良いものがありました。

ユニフレーム
UL-X キャリングケース ブラック 621233

Amazon: http://amzn.to/2gzBrwi


サイズ : 約φ150×210mm
材質 : ナイロン・ウレタン内蔵
重量 : 約138g

日本製。ユニフレームの誇る
ガス式ランタンのUL-X用のケース。

もちろん DIETZ 50や Petromax HL1の
専用ケースではないのですが・・・
ほんとピッタリすぎるサイズ感で
Petromax HL1のケースよりも一回りは小さく
まさに専用ケースのような趣き・・・

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それにしても良いですねー。
持ち運びの際に 合わせて持ち歩いている
300mlオイルボトルも合わせて収納可能で
ピッタリすぎるサイズ感と合わせ納まりの良さも最高です。

しっかりとしたハードケースとは違いますが
ウレタンを挟みこんだクッション性もあり
程よい厚みの防御力のあるボディと
軽量コンパクト性のあるソフトケースは
威圧感も無く 使い勝手も良いですね。
天蓋裏にあるメッシュポケットも良くて
ライターや予備の芯を収めるのに最適です。

この 赤い DIETZ 50ははもちろん 同じサイズの
Petromax HL1にも丁度良いキャリングケース です。

 

Dietz50_15

そんな訳で、シンプルでいて 趣味性と実用性を
併せ持つ ハリケーンランタンの存在感は
LEDランタンが全盛となってきた現代こそ
その化石燃料と空気が交わり
エネギーに変わる生命感が心に響き
ただの実用性や効率だけを追求してもつまらない
キャンプ遊びに潤いを与えてくれるのかもしれませんね。

 

 

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2017年10月10日 (火)

ランタン : Hurricane lantern(SturmLaterne) Petromax HL1

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そんな訳で、LEDランタン全盛な このご時世に
アナログなハリケーンランタンを楽しみます。

ハリケーンランタンはストームランタンとも呼ばれ
「ハリケーン(嵐)の中でも明かりが消えない」
ということから名前がつけられたという、
非常に耐久性の高いオイルランプです。

他のガスやガソリンを使うランタンより簡単で
マントルの空焼きやポンピングなどの儀式も無く
シンプルで単純な仕組みゆえに
アウトドアで活躍するのはもちろんのこと、
燃料として入手しやすい灯油が使えるので、
災害時の備えにも良い感じです。

 

そして 今回、サイトに持ってきたのは
このドイツ Petromax(ペトロマックス)の HL1

Petromax(ペトロマックス)
HL1ストームランタン 12322

Amazon http://amzn.to/2wKogLQ


GERMANY(ジャーマニー)。ドイツメーカー。
しかも ちゃんと ドイツ製という製品なら
すごいカッチリした工業製品をイメージしますが…
絶妙なサイズ感とバランスのとれたデザインで
なんとも味のあるちょっと雑な作りは
ちょっとイタリアンな雰囲気を感じます(笑)
しかし、そこがイイんでしょうね…
この質感がゆえの味わいと道具としての
使った時の心地良さが クセになります。

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最高の天気! 今回、持ちだした場所は
栃木県塩谷町にある 東古屋湖キャンプ場
何気に先週も天気が良かったので
オートキャンプで山梨県の道志の森キャンプ場
行っているので2週連続でキャンプしてますね…

そんな訳で、テントとタープを広げたら
スノーピーク パイルドライバー風の(笑)
地面に差し込む ランタンスタンドを使って
さっそくサイトに常灯として設置します。

正直、今どきなキャンプ用ランタンなら、
前出の N9(NNiNE) LUMENA 7 があれば
小さいながらもサイト全体を照らせ
ランニングコスト的にも まったく問題無く
快適で便利にキャンプが出来るのですが
この風情が なんとも情緒的で心地良いです。

このHL1は、機能面でいけば 明るさは、
ロウソクより少し明るい程度なんですが
その明るさ加減が丁度イイんですよね。
逆に大きな燃焼音も無く静かですし…

 

そして、目的の一つ、付加価値として
燃料は灯油ではなく、虫よけ効果のある
ハーブを含んだオイルを使用しました。

ムラエ 天然 ハーブ アロマ 防虫オイル1L 1000cc RO-F1000
Amazon http://amzn.to/2zbyBC1


これが かすかなアロマな香りが心地良く
しかも煤が少ない優れもの…

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その炎の揺らぎと、微かな香りを楽しみたくて
明るいうちから灯してしまいます…

オイルに関してはHL1は満タンで150ml入るのですが
オイル漏れや安全を考慮すると100mlが適量で、
燃費の良さも魅力ですが カタログスペックでは
燃焼時間 約20時間 と記載されていますが…
自分の使い方では実働6時間ほどの感じです。
それでもセットで購入したオイル入れボトルは
300mlの容量で1回に1/3程度使う感じなので
給油の手間と、抜き取りの手間を考えると
キャンプで使い切るには ちょどよい感じです。

本体 底面のタンクに燃料を入れて
発光部の芯にオイルが染みるの待ちます。
そして、本体横のレバーを下ろし
ガラス製のホヤを上げて点火。
そしてダイヤルを回して炎を調整。
消す時はタンク内に落ちない程度に
芯を下げると消灯します。

 

デジタル製品には無い、炎の揺らぎと
じんわりと感じる暖かさに癒されます。

そして、暖をとるために焚き火の準備。
最近 凝っている ナイフを使っての薪割り
バトニングとフェザースティックを作り
ファイヤースチールで着火をします。

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キャンプは この一時がたまりませんね…

点灯中、ホヤや その上部の笠部分や
煙突、小さいフック部分は熱くなっていますが、
空気を取り入れるサイドのパイプ部分や、
両端から伸びる大きなフック部分は
そんなに熱くならないため移動が可能です。

ある程度、食事の時など明るさが必要ですが
食後は、逆に灯りを減らし暗さを楽しむ感じ。

なんとも贅沢な空間を味わいます。

 

それにしてもHL1はイイですね…
ちょっと小ぶりなサイズ感と
絶妙な光沢を放つメッキボディ。
そしてガラス製のホヤにある
Petromax GERMANY のロゴ。
たしかに カッコイイんですよね…

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それゆえに熱狂的な愛用者ファンも多いのですが…
現在はメーカーの合併の煽りを受け
モデル整理の影響で、絶版となったようで、
プレミア価格で取り引きされているようです。
今ならギリギリ新品の在庫があるかもしれませんが…

ただ、消耗品の配給は現在も問題無いようで
流用も可能なガラス製のホヤなども新品で入手可能。

Search results for 'Petromax HL1'
https://www.petromax-shop.de/petromax_en/catalogsearch/result/?q=Petromax+HL1

自分も、ホヤガラスや、バーナーセットなど
この辺りのパーツは入手し数set保管済み…
基本的に各部のメンテナンス性も良いですし、
カーボンフェルトを使ったカスタムも良さそう…

オイルランタンのマスターピースとして
ビンテージのコレクション品となるのは
まだまだ早く、しっかり実用品として動態保存で
引き続きサイトに持ちだし使っていく予定。

見て、使って、心地良い 逸品
Petromax HL1 は まさに良い道具ですね。







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2017年7月 9日 (日)

新世代LEDランタン / N9(NNiNE) LUMENA 7 black : LED lantern

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その存在を知ってから 個人的に興味津々で、
やっと、この度、無事入手することが出来た逸品。
手のひらサイズで、ポケットにもすっぽり入りそうな
一辺がカードサイズなみの90mm程度の大きさの
この四角い謎のアイテムの正体は・・・・

LEDランタン「N9(NNiNE) LUMENA
Amazon: http://amzn.to/2tYVDvB


そう・・・キャンプや非常時などに活躍する
充電式のLEDランタンなんです !

LEDのランタンなんて、今までも色々持ってるし
もっと小型のタイプもあるでしょ?と思いそうですが、
このLEDランタンが凄いのは、このサイズにして
キャンプのメインランタンとしても使える
1000ルーメン越えの、1,300lm!(驚)

 
キャンプ場でも、よく見かけ、サイトライトして定番な
人気No1の大光量を誇るガス式ランタンでもある
コールマンの 2500 ノーススター
Max時に 約1,543lmというスペックですから・・・
この小型軽量なLEDランタンの
明るさと、革新的な凄さが解るというもので・・・

ついに、LEDランタンも 此処まできたかと
LED黎明期から色々と投資してきた
自分としては胸が熱くなるアイテムです(笑)

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それにしても やっぱり カッコイイですね。
各部の質感や仕上げも美しく端正なデザインです。
この手のアイテムとしては高額な部類ですが
それ相当の質感と品質で満足度の高さがあります。
そして、その存在感といえば、アウトドアチェアとして
高評価を得ている、ヘリノックスに通じる部分も感じます。

実際に購入にあたり、入荷待ちをしている間に、
カラーバリエーションも色々あるので、ホワイトや
カモフラージュ迷彩柄も良いなぁと思ったのですが
撮影ライトとしても違和感の少なそうなBlackを選択しました。
90度可動な 吊り下げ時や床置き時のスタンドに使う
アーム部分のゴールドと、本体のブラックが絶妙です。

すでにマニアックなキャンパーの間で好評を得て、
ファンも多く、リピーターも出始め 話題になっていてますが・・・・
その理由が実際に手にしてみると解る気がします。

 
N9(NNiNE)がメーカー名でしょうか?
そしてLUMENA(ルーメナー)と読みます。
あまり情報が得られなかったのですが
どうやら韓国のメーカーのようですが
KMコーポレーションが代理店をしていて
まだまだ扱い店が限られていますが、
あの東急ハンズでもイチオシで扱っているので
この完成度を考えると今後の展開や
バリエーションも楽しみになります。

KMコーポレーション
https://www.phoneartist.jp/


付属品は、持ち運びに良い専用ケースと、
本体の充電用と、給電にも使える
平コードタイプのUSBコードが1本と
簡易防滴用のシリコン製のカバーに、
精度が高い高品位な樹脂製ハンガーフックが2種、
そして汎用のアルミ製カラビナが2個。

なんとなくガレージメーカー的な風情もありますが
その反面、大手メーカーには無い割り切りと、
ピーキーなスペックとセッティングがワクワクしますね(笑)

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本体に内蔵されたバッテリーは大容量10,000mAh。

ランタンはもちろんモバイルバッテリーとしても使えて
付属するUSBケーブルはいわゆる台形端子の
microUSBで、旧来のAndroid端末と共用ですが、
別途ケーブルやアダプターを使えば
iPhone6Sなら4回、HUAWEI Mate9なら2.5回ほど
フル充電できるというカタログ上の計算となります。

ランタンとしては、High Maxの1300lmで約8時間。
Lowの260lmだと約100時間とロングライフです。
前出のガス式ランタン2500ノーススターが
470g缶使用時で約4~8時間というスペックなので
かなりイイ勝負で、高額であるODガス缶と比べ
フル充電の電気代が 約1円で済むという
LEDならではのランニングコストも魅力です。
そして、その驚きの明るさも一瞬しかもたないような
カタログスペックという訳ではなく実用的な
ランタンとしてフルパワーモードでも8時間。。。
すでに使用者の声を聴いても、とにかく感動的で
キャンプや、夜間のBBQでも、これ1台でこなせる
驚きのスペックを誇っているのが驚異的です。

明るさは、電源ボタンを押すたびに明るくなっていき
260~1300lmの4段階と調整が可能で、
2秒ほどの長押しで、LEDの色温度変更が可能。
LEDらしい5700Kの涼しげな青白いクールな昼光色、
3000Kのアコースティック風な温かみのある電球色、
そして、その両方の4500Kの昼白色が選べます。
さらに5秒押しで救急時に使えるSOSモードも搭載。

 

LEDランタンLUMENA(ルーメナー)先行販売
https://www.makuake.com/project/lumena/

すでに、募集は終わっていますが、
先行発売のクラウドファンディング「Makuake」で
扱われていた時は、色温度変更の機能が無くて
昼光色か電球色を選ぶ必要があったのですが・・・
現行の一般リリース版は、色変更が可能に!
この色温度機能は、個人的に好きな機能で
リラックス時には雰囲気が良い電球色にしたり、
テントやタープの幕色に合わせた色を選んだり、
キャンプ以外の使用時でも、撮影灯としての利用や
作業灯として、より自然な白色を見たい時など
色々なシーンに合わせて使うことが出来て便利です。

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それにしても、明るいですね。ホント感動的。
写真では露出の設定などで伝わりきれませんが・・
高品位なLED懐中電灯や、バイク&車用ヘッドライト、
数々のLEDを見てきましたが、このサイズにして、
これ一つで、生活が出来てしまいそうな光量です。
そして、ダークスポットやフレアのないフラットな配光。
色温度の変更の感じは、GENTOS SOL-036C辺りと
同じ仕組みの2色のLEDで再現しているようですが、
通常は一番暗くなるはずの、温かみのある
warmな電球色であっても遜色なく明るい。
六畳間の和室なんか、これ一灯で十分なぐらい・・・

もちろんMaxでは直視できない明るさですし、
一番暗いLowでも、いわゆる一般的な旧来の
LEDランタンと同等程度な明るさはあって
小さなテント内でも使いやすい260lm。
メインランタンとしてなければ、モード2の650lm。
モード3の910lm。Maxの1300lmでなくて充分です。

そして、LEDランタンって、燃料系ほどではないですが、
なにげに電池式の場合は、その管理も面倒なんですよね。
使わない時は液漏れも気になりますし、
ランタイムや明るさを考えれば使用する電池も
単三アダプターを使わず単一電池を使いたいですが、
充電池や充電器も嵩張りますし・・・
そして、充電池ではない場合は そのコストも馬鹿にならない。。。
そのあたり高性能なリチウムイオンの
内蔵バッテリーは運用がラクです。
ただ、大容量のバッテリー搭載ゆえに
使い切った場合は満充電には多少時間が掛かります。
カタログではフル充電時間は5時間40分と記載。
まぁ、この辺りは、USBゆえに車内でも充電できますし、
モバイルバッテリーなどとの併用も出来そうです。


1000ルーメン級のメインLEDランタンといえば・・
自分も何度となく買い物カゴに入れて悩んだ(笑)
ジェントス エクスプローラー EX-1000C や、
始めて店頭で見た時、ド肝を抜かれた
ロゴス パワーストックランタン2000
ガソリンランタンそのもののパーツを使った
スチールやガラスの質感もカッコイイ、
コールマン バッテリーロックLEDノスタルジアランタン等、
他にも色々と魅力的なランタンも多いのですが・・・

220gという軽量さと、このコンパクトさからは
信じられないほどの明るさの多機能LEDランタン。。。
大は小を兼ねない、唯一無二の存在として、
この手のアイテムが好きな人には たまらない魅力があります。
その大光量は オートキャンプでの利用はもちろん、
荷物を少しでも小さく軽くパッキングしたい、
バイクツーリングキャンプや、モバイルバッテリーを兼ねる
そのスタミナの多さはトレッキング天泊にも使えそうです。

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それにしても、ほんと すごいです。 すごくイイですね。

だんだん、色々なものに慣れてきて
想像も出来て 驚かなくなっていたのですが、
久々に驚かせてくれたガジェットと言えそうです。

従来のランタンのスタイルに囚われない
LEDのもたらす新しいフラットで自由な形状は
使う人のアイディアで色々な使い方が出来る可能性を感じて、
眺めているだけでも楽しくなってきますね。

 

 

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2016年12月 1日 (木)

Snow peak Little Lamp Nocturne 2016 EDITION / スノーピーク リトルランプ ノクターン2016年限定モデル GL-140SN

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そんな訳で、2016年も終わろうという11月30日に
スノーピークから一足早いクリスマスプレゼント。
今なお入手困難で大人気を誇る小型ガスランタン
スノーピーク リトルランプ ノクターンに、
2016年限定モデルが出ると言うことなので
発売日に合わせ追加で購入してみました。

Little Lamp Nocturne 2016 EDITION  GL-140SN
スノーピーク リトルランプ ノクターン2016年限定モデル
https://store.snowpeak.co.jp/page/1121

公式オンラインショップで11月30日11時発売。
通常ノーマルモデルでさえプレミア状態なため
発売前からプレミア必須なノクターン限定モデル。。。
お一人様一つまでで再販無しの数量限定品。
買えたら買おうかなぁぐらいの軽い気持ちで
アクセスしてみたのですが、これが激混みの
サーバー大混乱、パルプンテ状態(苦笑)
やっとアクセスできて購入画面になったと思いきや
そこでサーバー落ちか?フリーズ状態・・・・
再読み込みしつつ、再度つながった時には
カートに追加ボタンが消え、在庫なし表示・・
なんとも、人気アーティストのライブチケット予約か
プレミア ファッションアイテム争奪戦のような感じで
あっさり惨敗でした(笑) しかし、、敗者復活戦?

この時点で、まだ実店舗には在庫があったようで
なんと、お昼に電話で取り置きの予約をゲット。
軽い気持ちが なんだか 必勝態勢に変わりましたが
なんとか無事入手することが出来ました。(笑)
ちなみに 東急プラザ銀座にある直営店では
お昼過ぎには売り切れた模様で、夜の引取りの際も
問い合わせの電話対応で大変なようでした。

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そんな訳で、無事入手。さっそく開封してみます。

収まる化粧箱自体も通常版とは印刷面が違うようで、
ちゃんとLittle Lamp Nocturne 2016 EDITIONの文字。
本体を納める白い樹脂製のケースは同じようですが
同封される取扱い説明書も2016限定仕様。

そして本体は ノーマルモデルはグレーアルマイトに
無地のクリアなガラスホヤを採用していますが、
2016年限定モデルはというと、相違点として
本体アルミパーツはブラックアルマイトへ変更され
ガラスホヤの部分には、いかにもスノーピークらしい
色々な 雪の結晶 模様がデザインされています。

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降りそそぐような 雪柄が なんとも良い雰囲気。

それにしても 美しいですね。作りの良さと
人々を魅了する端正なデザインは流石です。
そして、機能面、サイズ、構造、質感は前に紹介した
通常版のスノーピーク ノクターンと同じです。

Snow peak Little Lamp Nocturne : thp_blog
https://tact.air-nifty.com/thp/2016/09/snowpeak_noctur.html



しばし、その質感と立ち姿を堪能したら
道具として実力を試すべく、動作チェックです。
まずは前回と同じく別売りのガス缶へセットアップ。
本来は純正品である同社の販売する
スノーピーク製ガスカートリッジが推奨ですが、
soto製のパワーガス250トリプルミックスを使用。
メーカーの推奨する使い方では無いので
御注意ください。参考にされる方は自己責任で・・・・
それにしてもシンプルな白缶がノクターンと良く合います。

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うーん、イイ感じです。しばし その灯りを眺めていたい。

節度感のいいノブを回し、ブラス製のメインジェットから
ガスの流出を確認し隙間から炎を送り込み着火します。
一瞬、ガラスホヤの内側が水蒸気で白く曇ると
上昇する温度に合わせ、下からクリアになっていき
その優しいアコースティックな灯りが全体に広がります。

炎の感じや明るさは通常ノーマルモデルと同じでしょうか
特徴的なガラスホヤの部分にある 雪の結晶 模様は
遮光したりして、その小さな灯りを邪魔するでもなく、
また周りに、その模様の影を落とすことも無く、
いたって普通に共存し まとまっています。
また逆にリフレクターか、すりガラスのホヤのような
灯りを拡散させるハーフフロストのような効果なのか、
なんとなく通常版より少し明るく感じる気もします。
こんな ちょっとした趣きや贅沢感を味わいつつ
これは これで この違いを楽しむことが出来そうです。

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ガラスホヤの部分にある 雪の結晶模様に続いて、
ノーマルモデルとの相違点として、アルミパーツ部分が
黒、ブラックアルマイトになっているとありましたが、
自分が入手したものはブラックというよりもブロンズという感じ。
ノーマルモデルと比べると、たしかに濃度はありますが
他のフラッシュライトなどのブラックアルマイト品と並べても
黒さは足りない感じです。数量も少ないはずなので
そこまで色調の差は出ない気もしますが、
黒アルマイトは個体差があるかもしれませんね。
ただ、それが悪い意味では無く、ブロンズカラーでも
その風合いは高級感があり その質感が充分に楽しめます。
むしろ造形を引き立たせる好きな色調ともいえます。

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個人的には大満足な逸品となりました。

そんなに一般の方に需要があるとは思えない
ガス式のミニランタンが こんなに人気になるとは・・
そして、数量限定のLIMITED EDITIONを
この次期に投入してくるスノーピークさんも
かなりの商売上手といえるかもしれません(笑)

それにしても、リトルランプ ノクターンは
使い勝手も良く、人気があるのも頷けます。
サイズ感なんかもコレクション向きですし
これは来年2017年限定モデルとか・・
色々な限定品が出そうな気がします・・・
この人気は今後も続きそうですね。




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2016年9月29日 (木)

Snow peak Little Lamp Nocturne / スノーピーク リトルランプ ノクターン GL-140

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専用のケースも美しい このアイテムは・・・
先日、再入荷の連絡があり無事入手できた
スノーピークの小型のガスランタン、
GL-140 リトルランプ ノクターンです。

Snow peak Little Lamp Nocturne
スノーピーク リトルランプ ノクターン GL-140
https://store.snowpeak.co.jp/page/478


このランタンは発売から大人気で、とにかく入手困難。
一時期、今も?定価の2~3倍近いプレミア価格で
取り引きされている、知る人ぞ知る 幻の逸品(笑)
そんな訳で、こんなアイテムが大好きな自分としては
人々を魅了する その灯りの感じや質感に興味津々。

ネットストアはもちろん、色々なショップに行った際も
穴場で在庫が無いかな?ひょっこり再入荷してないか
出掛けるたびに趣味のようにチェックしていたのですが
その成果もあってか、無事 シーズン中に
定価購入、ポイント消化で購入出来ました(笑)
そんな訳で、早速 手元に届いた、幻の逸品、
スノーピーク ノクターンを紹介してみます。

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サイズは、名前通り、ほんと小型。リトルランプです。
本体の大きさはノブ部分の突起を含まずで
約 40φ×105mm ほどと 手の中に納まるくらい。
専用のケースもジャストサイズで、中面の天地に
本体が動かないように緩衝材が付いています。
折り畳み式のガス栓が、少し出し入れに
引っ掛かる時がありますが、それ以外は、
丁寧で完成されたパッケージを感じます。

そして各部の作りもしっかりして、削り出しと思われる
綺麗にアルマイト処理されたアルミブロック部分や
真鍮らしきジェット類の各金属パーツの加工精度、
そして滑らかでガス漏れも無さそうな綺麗なノブと
パッキン類がもたらす、その質感はすこぶる高いです。
そして、それらを際立たせる、端正なデザインは
さすがスノーピークという仕上がりを見せていて
ただの道具以上の所有欲を満たしてくれます。

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そして、別売りのガス缶へセットアップしてみました。
本来は純正品である同社の販売する
スノーピーク製ガスカートリッジが推奨ですが、
あいにく持ち合わせていないので、とりあえず
soto製のパワーガス250トリプルミックスを使用。
メーカーの推奨する使い方では無いので
御注意ください。参考にされる方は自己責任で・・・・

そして、セットアップ後、いよいよ 着火です。
このワクワクがたまりませんね・・・
本体下部の横に出た長めのワイヤー状の元栓を開き、
綺麗なガラス製のホヤと合わせて回転する
ツバ部分の火力調整を回しガスを放出させ、
そのツバ部分の下にある切り込み部分から
ガラスパイプ内側に炎を送り着火させます。ボッ!
点火したら、あとは炎を適正サイズに調整。
到底 デジタルでは表現できないような、
ロウソクのような温かい灯りがともります。
ちなみに、以前 紹介したSOTO 新富士バーナー
スライドガストーチでは、着火不可です。
直進性の強いバーナーの火では、
ホヤの中に火が届かない感じでした。

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揺れる 街のキャンドゥル ラィ~ト~
聖なる夜にぃ口笛ぇ吹いて♪


なんとなく ロウソクっぽい灯り、
そして なんとなく気分はクリスマスに(笑)

いいですね。。。美しく優しい灯りです。
その灯りを演出する、ノクターンの造形も
素晴らしく、非日常感を感じさせてくれます。
予想通り絶対的な明るさはありませんが、
小さな焚き火というべきか、微かに聞こえる
呼吸する燃焼音、ゆっくりと時間を忘れ
その揺らぎを見つめていたくなります。
そんなランタンの灯りってLEDには無い、
アナログゆえの味わいは今の時代は
逆に贅沢と言えるかもしれません。
実用的なランタンというよりも、卓上で愛でる・・・
ちょっとした盆栽のような 佗・寂を感じます。

そして、このノクターンが人気の理由の一つに、
味わい深いアナログ製品特有の手間が少なく、
シンプルな運用のラクさと手軽さがあります。
通常のガスランタンのようなマントルが無いため、
面倒な空焼きのような儀式や、メンテも不要。
消耗品も少なくランニングコストも抑えられます。

構造とサイズからして絶対的な光量は落ちますが、
シンプルな構成ゆえの、そのロウソクのような灯りは、
LED全盛の、今どきの光り事情に、情緒的な
アナログゆえの癒しを与えてくれるには充分です。

ただ、これだけ、人気なら、来期はもう少し大きく
明るいルミエールぐらいのサイズも出して
シリーズ展開しても良いかもしれませんね。

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そして、このノクターンですが、シンプルな形状で、
ホヤの下から空気を取り入れる部分が大きく、
野外では、風に弱いという情報があったので
普段、トレッキングやキャンプで使っている
プリムス イータエクスプレスの風防部分を
試しに流用して組み合わせてみました。

ちょうどホヤの下の空気を取り入れ口の部分を
風防としてカバー出来そうなのと、内側のメッキ部分が
リフレクターの効果もしてくれそうで、絶妙にマッチ。
その造形も、コールマンのルミエールランタンのような
クラシカルでノスタルジックなデザインではなく、
少しモダンでメカニカルな印象もあるノクターンだと
なんとなくスチームパンクみたいな雰囲気も出て、
燃焼器、ニキシー管のようなカッコ良さを感じます。
これは、これでイイ感じなので、今度フィールドで
風に悩まされるような時に試してみようと思います。

そして、このガス缶に取付できる風防は
風よけのウインドシールドでありながら、
アルミの熱伝導によって、ガス缶を温める効果があり
高度のあるところや、寒冷地でも安定して
ガスを気化させる機能も合わせ持っています。

プリムス イータエクスプレスの風防部分の単品、
PRIMUS CANISTER STOVE WINDSCREEN
または、スウェーデンOPTIMUS (オプティマス) の
ウインドシールド風防などは、色々なガス器具に
組合せて使えるので、一つ持っておいても
良いかもしれません。  ただ、どちらも・・・
国内未発売で平行輸入のアイテムとなりますので、
ご使用の際は、自己責任で 扱いに ご注意ください。

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そして、今回、組み合わせていた白いOD缶は、
SOTO 新富士バーナーが、以前 限定で
被災者支援として販売していたSOD-725T
パワーガス250トリプルミックス(白缶)
自分が購入した頃はショップで山積みでしたが
すでに絶版のためプレミアが付いているようですが・・
中身はプロパン、イソブタン、ノルマルブタンと
3種のガス混合のトリプルミックスパワーガスで
雪の降る寒冷地でも、威力を発揮する実力。
そして、ラベル部分がプリントでは無くシールなので
簡単に剥がすことが出来ます。。。真っ白。。。。
このシンプル感が ノクターンともよく合います。

でも、サイズ的には小さい110の方が良いかな?
こちらはカラフルなプリムスのガス缶しか
持っていないのでカバーを被せてみました。
黒いタイプはガス缶を衝撃や冷えから守る
モンベルのカートリッジチューブプロテクター110
底が無いチューブと底があるソックがあるのですが、
共に表面には保水しない素材を使用しているため、
寒冷地や、雪の上などに直接置いても凍りつかず、
ガスの消費量を抑える効果もある優れもの。
コールマンのルミエールランタンのような
アンティーク風なデザインだと、革製、レザーや
木製のガスカバーが似合いそうですが、
モダンなノクターンだと、この手の機能系の
ガスカバーも似合ってくれそうです。

そして、本体重量は、カタログスペック102gですが
ケース込みの実測で126~7gを指すので 126.5gぐらい。
サイズも近い、LEDランタンのブラックダイヤモンド
オービットがカタログスペック132g(電池込み)なので、
山好きの方には優雅な一時のために(小ネタのために?)
山岳テン泊に持って行っても良いかもしれませんね・・・
安全面や実用性では、LEDのランタンには敵いませんが、
1時間あたりのガス消費量はわずか7グラム。
110ガス缶で15時間、250ガス缶で35時間という
カタログスペックなので、結構 楽しめそうです。
まぁ、かなり趣味性の高い嗜好品とも言えそうですが(笑)

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シンプルなデザインと、そのディテール、
そして質感の高さは、一時期集めていた
ミルスペックやスペシャルなハンディライト、
ビレットな懐中電灯にも 引けの取らない・・・美しさ・・・

その繊細で、アコースティックな輝きは
山遊びや アウトドアライフの お供に
末永く 寄り添って 色々な思い出を灯してくれそうです。




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2016年7月 7日 (木)

LED-Lantern GENTOS SOL-036C 

Gentos_sol036c_01

そんな訳で、LEDランタンの買い増しです。
今までも 幾つか持っていたのですが・・・・
今回導入したジェントスのLEDランタンは
このサイズで最大380ルーメンを誇る明るさで
へたなガス式ランタンをしのぐ実力を持ち、
シンプルなキャンプならメインランタンとしても充分な
実力をもった多機能でコスパに優れたランタンです。

GENTOS Explorerシリーズ SOL-036C
http://www.gentos.jp/products/SOL-036C/

まぁ今さら感もありキャンプ場でも良く見かけるし、
一時期プレミアが付いていた
大人気のEX-777XPをはじめとする
明るさとコスパの良さで巷で大好評の
GENTOSのLEDランタンシリーズなんですが・・・
これが似たような形状に数字のスペックの羅列で
どれにしょうか迷ってしまう方もいるかと思いますが、
SOLシリーズで唯一、単三電池仕様なのが
このSOL-036Cの魅力の一つです。

製品情報  LANTERNシリーズ
http://www.gentos.jp/products/lantern/

他にも小型のEX-1977ISも単三電池仕様ですが
こちらは最大100ルーメン程度の明るさなので
すでに持っている軽量な山岳用のランタンや、
小型のモノと被ってしまうので、今回は除外です。
そして、残りの他のモデルは充電式を除き、
使用する乾電池は大型の単一仕様がメイン。
これが連続点灯時間を伸ばしてくれる大容量で
ロングライフが必要な運用には有効なのですが、
ランニングコストが高いのとエネループ等の
充電池を使う場合には単一へ変換するアダプターを
使わなといけないのが個人的は面倒で不便なところです。
どうせ ほとんどアダプターを使っての運用なら
そのまま単三電池仕様の方がシンプルですし、
引き続き、他の小型のLEDランタンも
併用していくので、バッテリーは共用の方が
管理もしやすいですし、ボディが小型で軽量なのも
自分のような荷物を少なくしたい方には有効です。

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デザイン的には、もう少し遊びやカッコ良さがあっても
イイかなぁと思うのですが・・・良く言えば実質剛健とも言えます。

今時のLEDランタン事情ならソーラー式や
もっと安価な商品もあるのですが、いざと言う時や
アウトドア用途での耐久性や保証も考えれば、
すでにメーカーとしてのブランド力もありますし、
各部の作り込みはLED製品に長け、経験値のある
さすが、GENTOSともいえる品質の高さです。

そして、ちょっとした細かい配慮の部分ですが
折り畳めるハンガーフックと、パナソニック製の
テスト電池も付属し、すぐに使えるも便利。
そして、防滴仕様(IPX4準拠) のボディは
底蓋を捻れば簡単に電池交換が可能で、
リボルバー式ハンドガン風に単三電池を6本を充填。
また、公式にエネループに対応しているのも
このSOL-036Cの魅力の一つで、公式対応していなくても
エネループ等の充電式電池は普通に使えるのですが
公式の対応、非対応の差は、電力低下時に保護回路が働き、
充電池を守ってくれるか どうかの差のようです。

そして、本体はボタン1つというシンプルさ。
しかし そのボタン1つに色々な機能を詰め込んでいるのが
このSOL-036Cの利点とうか、短所の部分でもあります。

まずは 長押しで本体点灯。2数秒間ほどボタンも光り
色によってバッテリーの残量を知らせてくれます。
点灯後、省エネと邪魔にならないようにボタンは消灯。
緑が充分な状態で、赤が電池残量が少なくなった状態。
赤点滅でバッテリー切れ、要交換の催促となります。
ウルトラマンのそれのように♪・・・カラータイマーみたく
色別で教えてくれるインジケーター装備は便利で安心です。

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それにしても、明るい!直視できない光量。
露出を抑えて撮影しているので伝わりませんが
光りの広がりも良く ふんわりと全体を照らし
6~8畳間のリビングなら、これ一灯で生活できそうです・・・

そして、このSOL-036Cの凄いのは
LEDの色温度を変更できるというところ・・・
白色、昼白色、暖色、そしてキャンドルモード。
少し黄色みのある生成りのような爽やかな白さと
クールな青白さ、そして電球色のような暖色系へと
TPOに合わせ同じ白でも切換えができます。

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実はSOL-036Cは使用光源のLEDチップタイプが
青白色LED×4個 + 暖色LED×4個の計8個備えていて
メインの白色は、8個全点灯で一番明るい状態です。
そして、いわゆるLEDらしい色調の昼白色のみと、
暖色LEDのみと切り替えができて、最後にオマケ機能の
暖色LEDが、ゆらりゆらりと1/fゆらぎみたいな
ローソクのように点灯するモードを備えています。
食事時など明るさが欲しいときには全点灯で
リラックスタイムは暖色モードなど楽しめます。
そして、キャンドルモード以外の各モードで
100%~10%の間で光量調整もできる機能もあります。

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白色 最大380ルーメンでも実用14時間は立派ですし、
暖色モード10%で実用150時間も魅力的です。

しかし、点灯パターンの切り替えが、クセがあって
修得し慣れるまで、出来ないかもしれません(笑)
長押しで点灯、さらに長押しで明るさ調整に移行。
指を離すと その明るさで固定されるのは良いのですが、
ワンクリックで消灯。長押しではない2秒弱の押しで
点灯パターンが切り替わります・・・これが、難しい(汗)
ハイテク懐中電灯ではダブルクリックなど使う機種も
ありましたが、それらとは違う難しさがあります(笑)
暖色モードにしようと思っても、調光モードになったり
消灯してしまったり、、、コツをつかめば、
ツートン、ツートンと、モード切替できるようになりますが
このあたりは、別ボタンかダイヤル式だと良いですね。
どうしてもコスト面などで難しいところではありますが・・
まぁ暗めの暖色モードなんて、今話題の真の暖色モード
スノーピークのガスランタン。ノクターン辺りを
別途持参したほうが雰囲気を楽しめますし、
だいたい、常用するのは全点灯の白色モードで
明るさを調光するぐらいの運用となると思うので
難しく考えなければ、運用も簡単で、発熱が少なく
火災の心配が少ないLEDランタンとしては文句なしです。
そして、ホヤを外しての吊り下げモードもバッチリ。

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大きさは nalgene(ナルゲン) 0.5Lのボトルと同じくらい。
カバーやケースが必要な場合はnalgene用が有効かも。
そして名機、ブラックダイヤモンドのアポロと比較。
アポロも初期型の80ルーメンから現行型で
200ルーメンへと大幅に光量を上げていますが、
やはり SOL-036Cの380ルーメンは驚異的で
このサイズ感で、この明るさ。この機能の充実。
ちょっと重いのが残念なところですが
コストパフォーマンスの高さも やはり魅力です。

そして、実は このSOL-036C。すでに発売されて
数年経ちますが、それゆえの完成度と値ごろ感。
まだまだ一線級の実力の持ち主と言えますし、
キャンプのみならず 災害時や 夜間の作業。
すでにLEDランタンを持っていても
もう少し明るさがほしい。色温度などに不満があるなら
今の実売の相場なら 1つ持っていて間違いない、
個人的には現時点でベストな選択肢と言えそうな
LEDランタンの1つでは無いでしょうか?
その実力に大満足中です。っていうか もぅ一つ。
また一つと 複数あると便利だし、TPOにあわせ
次々と色々欲しくなるから困りものなんですけどね(笑)

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