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2021年10月の2件の記事

2021年10月16日 (土)

ランタン : Hurricane lantern(SturmLaterne) Feuerhand Baby Special 276 Zinc / ケース&スペアパーツ

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キャンプでの安らぎタイムのお供ハリケーンランタン。

大光量で明るい大型燃料系ガスランタンや
お手軽で安全で明るい高性能なLEDランタンも色々持っているのに
灯油やパラフィンオイルで、ゆらゆらと優しく灯してくれる
ハリケーンランタンの灯りには特別な魅力を感じてしまいます。

構造もシンプルで、燃料も圧縮する訳でも無く
着火システムなんかも当然ないんですが
その完成された使いやさと
ハリケーンでも消えないランタンとして機能面も満足。

たしかに、このランタン一つでキャンプとなると厳しいですが
食事も終わって、焚火を囲みながら、安らいでいるときに
明るすぎるランタンや、LEDの灯りじゃ得られない
特別な時間を味わう事が出来るが最高です。

そんな訳で、ハリケーンランタンを買い増し。

Feuerhand Baby Special 276 Zinc
フュアハンド ベイビースペシャル276 ジンク
https://www.star-corp.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=100584
Amazon: https://amzn.to/2YVJ71t

●本体寸法/ 15 × 26 cm
●重量/480g
●タンク容量/340ml
●燃料/灯油、またはパラフィンオイル
●材質/本体:ガルバナイズドスチール
●燃焼時間/20時間以上
●明るさ/5W

購入したのは人気のドイツ製のフュアハンド276
ジンク…マットシルバーのベーシックモデルです。

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左から、このFeuerhand(フュアーハンド) Baby Special 276 Zinc、
真ん中は Petromax(ペトロマックス) HL1ストームランタン 12322
右端は DIETZ(デイツ)LANTERN No.50 COMET レッドカラー
(DIETZのホヤはPetromaxに変更しています)
Feuerhand 276は HL1やDIETZ50より一回り大きいのが解ります。

その用途的に、ハリケーンランタンは小型が好みで
もともと定価の数千円で購入したPetromax HL1を使っていたのですが、
絶版と共に とんでもない10倍近い高額のプレミアが付いてしまったので
互換性のあるDIETZの一番小さい#50 COMETを使っていましたが
こちらも絶版と共に…何倍もの高額のプレミア状態となっているので(汗)
キャンプ道具文化財として…ガンガン使うのを少し抑えようと思い、、
現行品のFeuerhandl 276 を購入してみました。
ただ、こちらも かなり人気で品薄で、すでにプレミア価格で取り引きされているようです(汗)
自分は実店舗で定価購入だったんですが…
何とも…こんなニッチなアイテムですがファンが多いんですね。
しかも、ロゴやら似せた偽物も出回っているとか、、、
せっかくですので購入時には注意していただき
ぜひ本物を味わって頂きたいところです。

そんな訳で、当分、絶版にはならないと思うのですが
ビンテージものや、DIYやカスタム好き 旧車乗りのクセで
購入できるうちに消耗品やスペアパーツを購入しておきます(笑)

まず絶対おさえておきたいのはガラス製のホヤですよね…
そしてOH時に予備で持っておきたいバーナーセット。
あとは何気に紛失したらガッカリな給油口キャップ(汗)

FEUERHAND 276ホヤガラス 12605
https://amzn.to/3mRMOO0

FEUERHAND 276用 バーナーセット 12607
https://amzn.to/3aECWlg

FEUERHAND 276用 注油口キャップ 12769
https://amzn.to/3j91XcN

替え芯はネタとして純正を購入していますが汎用品で十分ですね。

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そして、フュアーハンド ユーザーに定番なオイル漏れ対策で
注油口キャップ に、パッキンを追加です。

SANEI 水栓補修部品 ユニオンパッキン
直径28mm×内径23mm×厚さ2mm PP40-28X23
https://amzn.to/3p7tGON

材質:ニトリルゴム(NBR)
【注意】石油・電気・薬品・ガス等の器具への使用及び直射日光のもとで使用と保存はさけてください。

!?灯油、またはパラフィンオイルには不向きですが…
自己責任で…今のところ実用性にも問題なし
FUERHANDランタンにサイズぴったりで
配管用コマ・パッキン・Oリング部門でベストセラー1位です…

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そして燃料ボトルに好評なセリアのオイルボトルを購入。
100ccの小分けで炎の出し方にもよりますがフュアハンド276で6時間くらい。
素材はVARGOフューエルボトル 240ml とかと同じポリエチレン。
パラフィンオイルを入れておいても問題無さそうです。
キャップ部分の液漏れが心配ですが、しっかり閉めておけば
逆さや横置きに数日置いておいても漏れていませんでした。


あとは この手のランタンとえいば、
ワイルドにバックパックに ぶら下げて運んでも良いのですが
性格上、しっかりと梱包して運びたいので(笑)
専用にケースも購入してみました。
Feuerhand純正のケースも一応あるのですが
ちょっとロゴの色が合わない気がするので
オレゴニアン キャンパーのギアバッグを選択。

Oregonian Camper (オレゴニアン キャンパー)
Semi Hard Gear Bag M
色: BlackCamo
https://amzn.to/2YRUBmX
サイズ:30×15×14cm

オレゴニアン キャンパーのギアバッグは
色々なサイズとカラーバリエーションの展開があるのですが
選んだのはMサイズのブラックカモフラージュ。

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持ち運び用の取っ手は縦横の二方向にあって
ファスナーも3方向まで開き大きく開くので収納もカンタン。
収納するアイテムに合わせベロクロで位置が変えれる仕切り版2枚付き。
フタの裏にはメッシュポケットがあって小物の収納も便利で、
プラ素材のカラビナ付きのランヤードも便利で良い雰囲気です。

このFeuerhand Baby Special 276 にもピッタリサイズ。
隙間にセリアのオイルボトルや着火用のガスマッチも収納可能です。

そして、付属の取説に写真も載っている
Coleman 2500 NorthStar ガスランタンも収納可能ですね。

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そして、この形状から、アレにも使えるんじゃない?って
思った方も多いと思いますが…そう、カメラケースにも良いですね。
セミハードなので 少し防御力は低いですが
インナーケースや、小物の収納に便利に使えそうです。

たかが、ランタン。されどランタン。
ゴールゼロなど、人気のLEDランタンも便利でお薦めですが
ハリケーンランタンのFeuerhand 276 も良いですね。

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LEDランタンにはない炎の揺らめきと灯りは
サイト全体を照らすような明るさはありませんが、
焚き火の炎のように、見る人の心を落ち着かせ、
非日常な安らぎの世界に引き込んでくれますね。

 

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2021年10月11日 (月)

大口径望遠ズームレンズ Canon EF70-200mm F2.8L IS USM

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SONY α7IIに使うためにフルサイズ用の
明るい広角レンズに続いて、望遠レンズを揃えてみました。
引続きマウントはキヤノンのみならず blackmagicなども
採用する 汎用性の高いCanon EFです。

EF70-200mm F2.8L IS USM
https://global.canon/ja/c-museum/product/ef365.html

個人的に 思入れが強い 手振れ補正付きのISのI型。
現行はIII型なので このレンズは かなりの年代ものはずなんですが…
外観も光学系も新品のような美しさ。
各リング類も動きもスムーズでボタン類の節度感もバッチリ。
まさにプロ機材…使って気持ちの良さも まだまだ一級品です。

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いわゆる大三元の中でもエース級の看板レンズ。
白いボディに赤いラインがカメラに詳しくない人にも
ただならぬオーラを感じるようで…
そのカッチリとした仕上げの良さと共に
凄いレンズ感があふれ出ています(笑)

Lレンズとしての…厳選された各素材や、組み立て精度。
スムーズで節度感のあるリングやスイッチ類に
レンズの全長が変わらないインナーズーム インナーフォーカス。
アナログのタコメーターのように機敏に動く機械式の距離指標…

THE L STORY | キヤノン:EF/RF L SERIES
https://cweb.canon.jp/ef/l-lens-j/story/

絶対的な数字的なスペックだけではなく
憧れと情緒的な…その風情も使っていて心地よいですね。

 

そんな新旧Lレンズを比較して不思議に思ったのが
今 まさに新品で購入できる現行モデルにもIS無し
手振れ補正が無いモデルも併売しているのですが
何故かIS無しの方がMTF性能が劣ったりするから不思議ですね。
この辺りが 必ずしも 新しい方が高性能 写りが良いとは言えない…
レンズというのは… なんともマニアックな世界ですね。

そしてSIGMA MC-11 レンズマウント変換アダプタを介して
SONY α7IIに組合わせてみます。
節度感も問題無く、AFのスピードも充分速いです。

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個人的には望遠って すでに何本か持っていて稼働率も低く
追加での必要性を感じていなかったのですが
このレンズに限っては別物で、かなり万能。
人物ポートレートから、物撮り、風景、
お仕事でご一緒するカメラマンさんの使用率が高いのも納得。
その焦点距離から 旨味を出すには力量もいりますが
被写界深度の深さから、同じ立体感を出す背景ボケ写真でも
標準域の単焦点よりも失敗率が少ないのも利点ですね。
解放F2.8でもピントが合う範囲が広く、
人物写真も しっかりと浮き出すことが可能ですし
大き目な被写体の自動車やバイクの撮影にも効果的。
イベントやブライダルなどでも良く使われますし
まさに失敗が許されないシーンで選ばれるレンズです…

望遠といえば、遠くのものを撮るってイメージがありますが
そんなことが無くて、その圧縮効果と
この焦点距離と明るさからくる画作りが美しく
ほんと撮っていて楽しいレンズです。
同じシーンでも標準で近いづいて撮るのと
望遠で遠くから撮るのでは そのパース感が違いますし
トリミングで切り出すのとも違います。
そして その明るさやIS性能から暗いシーンも ビシツと止まりますし
色乗りも素晴らしい… 写真が上手くなった気になります(笑)

そんな 素晴らしいレンズなのですが
ネックは、その大きさと重さですね、、、
アポロ計画を彷彿させる そのボディと
写りに妥協無く追求した光学系で
入手した時に楽しくてサイティングしまくっていたら
次の日 筋肉痛になったいましたから(笑)

それゆえに ご年配のカメラマンの方でも
このレンズを手持ちでバンバン撮影しているを見たりすると
ほんと尊敬の眼差しで見てしまいます…

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そして三脚台座が付くレンズボディ。
リング部分はピンとスリットを合わせないと外せません。
ちょっとした知恵の輪状態ですが…ちゃんと外せます。
そして、逆さにして固定するのもハンドル的になって
邪魔にならず 持ちやすくなって なかなか便利。
これも良くプロの方がしていて真似したくなりますね(笑)

そして… 広角、標準、望遠ズームが揃って
F2.8通しの大三元ならぬ 標準のみがF4通しで中三元(笑)

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前玉のフィルター径は77mm。
保護用に付けているフィルターは
信頼の kenko PRO1D MC PROTECTOR

この77mm径は 合わせて使っている
広角ズームのEF17-35mm F2.8L USM
標準ズーム EF24-105mm F4L IS USMと同じ。
キャップはもちろん、PLやNDフィルターも共有出来て便利です。


そして使用頻度が高いm4/3 マイクロフォーサーズの
Panasonic LUMIX DMC-GX8にも組み合わせてみます。
レンズマウント変換アダプタは0.71倍に画角を縮小し
更に集光効果により、F値が1段分明るくなる
Commlite CM-AEF-MFT Booster 0.71X を使用。
計算上 35mm版で 99-284mm F2.0通しに…
その明るさ… ファインダー越しにあきらかに実感します。
AFもISも問題無しですね。この組み合わせも楽しいです。

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個人的にCanonのEOSになってからの
丸みを帯びたカメラのデザインは好きではないんですが(笑)
レンズのデザインは良いですね…機能美と遊び心が同居していて
その作りの良さや 細部のディテールも さすがMade in Japan。
純正フードのET-86の先から付属の専用ケースまで
プロ機材としての機能美を感じる 好きな造形です。

そんな訳で フルサイズのSONY α7IIでの撮影サンプル。
山中湖の湖畔から、富士山を同じ場所から
ちょうど全貌がおさまる70mmと頂上の建物が見える200mmで撮影。

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ワイドとテレで、この画角の違いでF2.8通し。
スムーズなインナーズームとインナーフォーカス。
スマホとの差が引き立つ望遠域は撮っていて楽しいです。

 

そして、落ちつきのあるボケぐらいもイイです。
しっとりとした立体感とディテールの再現力は流石ですね。
望遠らしく正立のでたシャープなパースが気持ち良いです。

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同じレンズとは思えない許容範囲と、単焦点にも劣らない高画質。
そして動画も撮るならズームの利点のアドバンテージもあります。

同じ70-200mmで、F2.8ではなくF4.0で
少しコンパクトなEF70-200mm F4.0Lとも悩むところですが
F2.8は やはり良いですね、この明るさの違いは望遠域では大きいです。
そして Lレンズらしい抜けの良さや再現力もGood。
写りの良さと、直感的に使えるスイッチ類やアナログのの距離指標、
熟成された使い勝手の良さ、まさに逸品というレンズ。
大事に使っていきたいと思います。

 

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