JEEP PATRIOT LIMITED, Valenti LED BAR DAY TIME LAMP "DTL-04W-1" white デイライト
ヘッドライト、フォグランプに続く、第三のライト。
昼間点灯 いわゆる デイライト(デーライト)を付けてみました。
英語では Daytime Running Lamps。DAIGOさん風に略してDRL(笑)
日中の明るい時間帯にも前照灯等を点灯して、
対向車や歩行者などに自己の存在をより周知させ、
事故の発生を抑えるという目的のライトです。
海外では義務化されていたり、消費電力の少ない
LEDの発展によって、輸入車を初め、最近の国産車でも
標準装備や純正オプションで用意されるようになり、
街中を走っている車両にも多く見かけるようになってきました。
もともとは白夜などがある高緯度のカナダや北欧で
早い時期から取り入れらてきたシステムですが、
都心部、東京近郊の場合は、複雑に立体的に入り込んだ
首都高のガード下の道であったり、幹線道路にある
脇道に分岐しての立体交差など、短距離であったり、
ライトを付けるのに迷うような 少し暗い道が多いので
安全面からも都心部では特に有効なライトと言えそうです。
首都高の高架下、暗めの右車線変更しようとすると
音もなく暗闇にスーッと後続車がいてビックリしたり、
また逆のパターンで右側を直進で走行時にも、
見えていないのか首都高への乗り入れや右折レーンへの
急な車線変更で ぶつかりそうに曲がってくる車両、
相手共々 ハッとすることも何度かありました。
まぁ あまり明るすぎたり、光軸が上向きなライトは
困りものですが、今後デイライトは更に普及しそうです。
Valenti LED BAR DAY TIME LAMP "DTL-04W-1"
http://valentijapan.com/products/led_bar_dtlamp.html
Amazon
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00CP20JXY/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B00CP20JXY&linkCode=as2&tag=alfatact-22
そんな訳で、今回、自分が選んだデイライトは
Valenti(ヴァレンティ)のAPS内蔵デイタイムランプ。
青と白の2色展開ですが、色はホワイトを選択。
まぁ、すでに在庫のみで 絶版になるらしく
Amazonで半値近くなっていたというのもあるんですが(笑)
色々迷って比較しつつも 選んだ理由として
前々から自分がデイライトを付けたいと思っていた、
パトリオットのエアインテーク部分(200×30mm)に
純正部品のように隙間無くジャストフィット(笑)
ステー分が無ければ本当にピッタリ嵌るのですが
結果的に フロントカウルから少し奥まった部分、
内部のフレーム側の金属バンパーに安定して
しっかり固定できていて、その収まり具合が、
ヘッドライトやフォグランプのオフセット感や
消灯時のクリアレンズの風防の質感も合っていて、
一体感があり、とって付けたような後付感がありません。
少し贔屓目もありますが 純正パーツ風に収まりました。
そして今時な面発光では無いんですが、いわゆる
LEDの粒々感の無いバータイプのデザインが好みで、
レンズ面の質感や、防水パッキンのあるカプラーや
付属するハーネス類もしっかりしていて 納得の品質です。
出所不明な中華系とは違い保証が1年つくのも安心・・・
そして、実は・・・そんなに明るくないのも良いです(笑)
先ほどから「デイライト」と何度か言っていますが、
実は法的にはデイライトでは無い製品となります。
デイライトの場合は取付位置など色々制約が多く
車検時など面倒なことが多いのですが・・・
300カンデラ以下なら、「その他の灯火」として分類され
取付位置や灯火方法に自由度が増します。
それでも一応、接続方法によって、明暗2段階で照度が
選べるのですが、店頭でデモで置いているのは
暗いほうの接続でしょうか?明るい方で接続すると
明るい日中でも充分認識できる光量が出ています。
ポジションランプのみよりは明らかに明るいですし
配送トラック系が付けている粒々LEDランプや
一部の純正デイライトと比較しても遜色は無さそう。
そしてアクリル棒のような拡散型のレンズを通して
バー状に全体に広がるように発光しているため、
指向性が少なく、LEDにありがちな仕様として
正面だと、すごく眩しくて 横からだと暗いとか、
威圧感のある刺すような光で無いのも好感触です。
そして、本製品は、DIY。自分で取り付けるのも簡単。
APS(オートパワーセンサー)機能が本体に内蔵されていて、
面倒なリレーや室内からの配線は必要なく、配線がシンプル。
極端な話し直接バッテリーに接続するだけで、電圧を感知して
イグニッションにエンジンスタートに連動して自動ON/OFFします。
デイライト左右のカプラーを付属のY字のハーネスに繋げ、
4本ある配線のうち白と黒をそれぞれバッテリーの+-へ、
てっとり早く付けるには、この2本の配線で終わりなのですが、
その機能を使った場合、消灯時に左右でタイムラグが出るのと
心配性の自分としては、この機能を使わずバッテリー直ではなく、
どうせなのでキーをひねって電源オンのACCに接続し
不要の場合は消灯できるように車内にスイッチを増設します。
エーモン 貼り付けプッシュスイッチ
https://www.amon.co.jp/diy/index.php?diy_id=82&mode=contents&page=3
使ったのは電装系パーツで有名なエーモン製の
貼るスイッチ1621と、フリータイプヒューズ電源(ミニ平型)2835。
ちなみに、このエーモン製スイッチ1621は 200mA(0.2A)を
超えた電装品を使用する場合リレーが必要としていますが、
このデイライトは左右合計で0.14Aなのでリレーは不要です。
で、パトリオットはエンジンルームにヒューズボックスがあるので、
サービスマニュアルを見つつ、15Aのヒューズが刺さる16番から
ACC電源を取り出してみました。なんでもシガーソケットのある
13番からACCを取り出すとセキュリティ系のイモビライザーの
誤動作があったという話しを聞いたので、他のACCを検討。
ペンシル型のチェッカーで確認しつつ、マニュアルによれば
サンルーフ、リヤワイパーを制御するという16番としてみました。
まぁサンルーフは付いていないしトラブル時にも実走行には
影響なさそうな部分なので、少し安心なところです。
パトリオットのヒューズボックスは内部で余裕があるので
フリータイプヒューズ電源(ミニ平型)2835が中に収まります。
切り込み等は入れずに挟み込みようにACCを取り出し。
マイナス側も近くの純正のボディアースに共締めで引き出し。
一応、本体や純正ハーネスに傷つけるのはやめて
元に戻せる状態の範囲で施工しておきました。
そして運転席側の車内にスイッチを引き込むために
デイライト付属のハーネスをエンジンルーム内の
右ヘッドライト周辺で一旦、切断し分岐しておきます。
使うのはデイライト側は2本のみ。他の2本は絶縁処理。
スイッチ側は3本で、アースの黒線と他の赤・黄は
オンオフとして、割り込ませるように接続します。
この分岐で各キボシを外し、別々に接続しなおすと
デイライトの仕様通り明暗と明るさが変更できたり、
車内のスイッチ関係なく直結化したり、ユーロ風に
ポジション連動で減光するようにも出来ます。
今回は明るい方のみでオンオフスイッチ割り込みのみ。
そして、自由度があって便利なんですがDIY後付感のある
キボシ部分はヘッドライト上のカバー部分に旨く隠せました。
そしてボディ加工不要のエーモン貼るスイッチですが
色々なタイプが出ていますが、1621、イイですね。
デフォルトではオフ時うっすら点灯で、オンをすれば
明るく点灯するイルミネーション付きなんですが、
ちなみに、このスイッチ、3本の配線が出ていて
黒のアースは固定で、赤と黄色、逆に接続するだけで
オフ時に完全にイルミネーションが消えるようになります。
完全にオンオフ連動した方が解りやすいので
自分は この逆配線で接続しました。
ハンドル根元周辺に付けましたが照明の照度もバッチリ。
直接、視線に入らない場所へ貼り付けましたが、
間接照明的にハンドル裏でイルミネーションが解り、
日中でもデイライトのオンオフ状態が解ります。
そして、何気に苦労したのが車内へ配線の引き込み。
自分が今まで乗ってきたのは、いわゆる旧車が多かったと
いうのもありますが、それらに比べJeepの場合?、
エンジンルームから車内側に配線を入れ込むのが、、
使えそうな穴や隙間が見つけられず タイヘンでした。。。。
メーカーでも水の中を水飛沫を上げて走っているシーンを
公式のカタログやHPに載せているぐらいなので、
スカスカで、すぐ車内から外が見えてしまう旧車と違い(笑)
とにかく、どこもかしこもパッキンでカバー防水化されていて
ボディパネルの継ぎ目の隙間の部分もウレタンらしきものが
流し込まれていたり、 それなりに遮音も重視されているのか?
室内からの配線が出ている部分も鉛製?らしきフタがあったり
とにかく厳重、、、一応、穴あけや本体への加工を避けて、
ボディパネルとドアの間に挟まるように隙間を通すことが
出来たため、このまま様子見を兼ねて動作確認しつつ、
こまめに断線やショートしないか走行毎に確認することにします。
そんな訳で、構想通りデイライト本体が
無事エアインテーク部に収まりました。
取付用のステーが見えたり、デイライト本体の側面や
配線が外から見えない状態でピッタリ・ビルトイン状態。
あまりパトリオットにデイライトを付けている方が
いないので、取り付ける場所に悩んでいましたが
点灯時、消灯時、どちらも違和感無く収まりました。
このナンバープレート上の細い三分割のエアインテークは
後期型ではナンバー下のみになって無くなっていますし、
Jeepらしい縦の7スリットとナンバー下の大型の
エアインテークは全て繋がっていて、とくに独立した
エア導入ルートを持っているようでは無いようですし
内部に収まる大型のラジエターからしても
この部分を少し塞ぐようになっても問題無さそうです。
そして、実際にはデイライト上部には逃げがあって
指が入るぐらい上には隙間が開いているので
完全には塞いでいないで空気が取り込める状況です。
そしてデイライトをマウントするステー部分は左右から
ネジ止めされていて角度調整の他に、固定部分は
長穴のため高さ調整も出来ます。
ちなみに、この細いエアインテークに正面から直接は
デイライト本体の方が少し大きいため中に入りません。
しかし、わざわざバンパー・フロントカウルを外さなくても、
ナンバー下の大き目なエアインテークから入れ込み、
裏から回して内部の金属バンパーに乗せれば
この位置に取り付け可能。取付後も本体には
下のエアインテークから手を回せば裏側の
カプラーを引き出すことが出来て配線の接続可能です。
ちなみに取付けはエアロパーツ等を付ける際にも使う
3Mの強力な両面テープで固定。吊り下げでもないし、
ライト自体も軽量なので強度的にも問題無さそうです。
そして配線も裏側で何ヵ所かコードフックを付け固定。
そして、各配線を接続し、いよいよ、点灯です。
いわゆるLEDらしい青白い色味ですが、実際には純白。
もともと発光面の大きい大型のデイライトですが
拡散型のレンズカットと相まって横から見ても
充分、明るい場所でも発光しているのが解ります。
進行方向を明るく照らすためのライトでは無いですし
必要充分の明るさでデイライトとして活躍してくれそうです。
周囲が暗くなると、やはり 明るさが解りやすくなりますね。
抑え目と言いつつも自転車のLEDライトとか、、昔の
6Vバイクのヘッドライトより明るいような気もしますが(笑)
奥まった配置でシルバー色のボディゆえに
デイライトの廻りが反射板レフ代わりやリフレクターの
役目になっているせいもあるかもしれません。
ACCから電源をとったので、キーを捻った状態に連動。
エンジン始動走行時には発光していて、エンジンを切れば
アクセサリー類と同じくライトは連動して消灯します。
停車中の消し忘れや、バッテリー上がりの心配も無し。
このままスイッチは入れたままで普段は問題ないですが、
追加したスイッチによって停車時やメンテ時など、
任意的に独立でオンオフ出来て消灯も可能です。
そして、ポジションランプやフォグと連動していない
300カンデラ以下のアクセサリーライト扱いなので・・・
夜間の同時点灯も、スイッチによる消灯も問題なし。
一応、海外仕様のように、ヘッドライトを付ければ
連動して減光するようにも配線可能ですが、
その場合は保安基準に適合しなくなってしまいます。
まぁ色々と、難しいルールもあるので注意が必要です。
そして、ヘッドライト、フォグランプ、追加したデイライト、
微妙に違うケルビン差。色温度の違いもイイ感じ。
写真ではホワイトバランスの影響で青味が強く
出ていますが、実際の肉眼では、ここまで青味無し。
実際にはカラフル感はなく、すべて白系となっていて
派手な感じはせずにシンプルな感じに仕上がっています。
まぁドレスアップパーツ的な要素も高いのですが、
丸目ライトに大きなグリルの少しクラシカルな趣きもある、
パトリオットにイイアクセントになり満足度も高いです。
後は耐久性も含め、引き続き様子を見ていきたいと思います。
この作りと質感。保証や付属のハーネスだけを考えても
今購入できれば、かなりコスパは高そうです。
後日での追記ですが、数カ月にわたって
実際、夏場の渋滞を含む、高速走行をしても
とくに水温等に影響を及ぼしていませんでした。
この位置に取り付けても問題無さそうです。
そしてライト本体も今のところ
雨の中の走行も含め 色々と走っていますが
見たところ耐久性・防水性も問題無さそうです。
昼間点灯 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%BC%E9%96%93%E7%82%B9%E7%81%AF
前照灯 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E7%85%A7%E7%81%AF
フォグランプ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
自動車検査独立行政法人:よくある質問
https://www.navi.go.jp/faq/faq04.html
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http://www.honda.co.jp/afterservice/advice/light/index.html
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