金峰山~瑞牆山 May 2-3, 2015 後編
そんな訳で、富士見平小屋にテント泊。
前日の金峰山へのトレッキングの疲れと、
仕事明け ほとんど徹夜で運転してきた疲れで
日暮れと共に爆睡状態、そして・そんな深い
快眠が効いたのか、とても良い目覚め(笑)
周りのガサガサと準備する雰囲気に合わせ
明方の凛とした空気の中、目覚めます。
ちょっと離れた低い場所にある水場に
昨夜の料理で使った空のボトルを持って
水汲みに行ってきます。そして、その
爽やかな冷たい水で顔も洗ってスッキリ。
富士見平小屋の湧水は冷たくて甘くて口当たりが
優しい美味しい軟水です。 水質も保証付き。。
http://www.fujimidairagoya.jp/springwater.html
その美味しい湧水を使って珈琲を一杯。
そして、夜明けと共に朝食をとります。
次の日、体が動かなかったら下山しよう、
そう思っていましたが、なんとも2人は元気。
予定通り、もう一つの目標である
瑞牆山へ向かうことにします。
富士見平小屋(標高1,813m)⇒ 瑞牆山(標高2,230m)
富士見平小屋と水場の間に
瑞牆山への登山道の入口があります。
しばし、その裏山的なところの山中を登ったあと
木々の間から、特徴的なニョッキリした
大ヤスリ岩と瑞牆山山頂が見えてきます。
これから、あの上まで行く・・なんとも
ワクワクし不思議な気分になる瞬間です。
しかし、その視線とは裏腹に、一旦下ります。
そして水量が少ない沢を渡れば いよいよ入山。
ぱっかーん と割れた「桃太郎岩」が出迎えます。
この割れた岩から桃太郎が生まれとか・・・
それなら岩太郎じゃないだろうか?(苦笑)
それにしても とても大きく迫力があります。
その脇に階段があり、さらに登って行きます。
枯れた渓流か・・そんな岩場が連なう登山道。
木々の間や土の上でもない、そんな岩場が続きます。
岩場を攀じ登り、鎖場を通過し、どんどん
高度を稼いでいけば、ついに ついに・・・
あの大きく聳え立つ大ヤスリ岩が現れます。
見上げるような場所から、さらに
右側に巻くように登っていけば、真横に、
そして目線の位置、さらに登り切れば見下ろす位置に、
瑞牆山のシンボル、大ヤスリ岩を堪能です(笑)
そして、ここまでくれば瑞牆山のピークも間近。
ゴールデンウィークのこの時期でも積雪がある
山頂部で、鎖場やロープ、ハシゴを登り、
アイスバーンや濡れた岩肌とファイナルステージ感満載。
最後に登り切れば、開けた岩肌の山頂部に出ます。
先端部というべき、そこは正に自然が作った展望台。
まるで絵に描いたようなクッキリとした富士山に、
遠くに雪が積もった八ヶ岳にアルプスの山々。
昨日 登頂した金峰山・五丈岩も、千代の吹上の
稜線と合わせ、富士山と共に遠くに見えます。
あの強大な大ヤスリ岩も眼下に見えます。
この写真では伝わり切れない迫力と広大さ、
それは、実際にここまで自力で来た者だけが
感じる本物のもつパワー感かもしれません。
そんな絶景の中、少し早目のランチ?朝食?
山頂部で珈琲とパンを食べ、大満足。
そんな余韻に浸りながら下山の開始です。
また来た道を下っていきます。下りは
下りの登りとは違う楽しみがあります。
先を見据えたコース選択とラインどり
一定のリズムと、下りの筋肉の使い方。
そんな山道を降りてきて振り返り 見上げれば
先ほどまで居た 瑞牆山の山頂が見えます。
そして、なんとか予定通り、お昼前に下山。
富士見平小屋に戻りテントを回収です。
さすがゴールデンウィーク中日。さらに混雑。
テント撤収中に、ここ空きますか?と催促(笑)
ささっと手際よくテント&タープを収納し、
立つ鳥跡を濁さず。速やかに場所を提供。
お土産に、金峰山~瑞牆山の絵が描かれた
富士見平小屋オリジナルの手ぬぐいを購入・・
そして、車を停めた瑞牆山荘へ下山です。
富士見平小屋(標高1,813m) ⇒ 瑞牆山荘(標高1,520m)
1時間ほど登山道を下れば、久々の舗装路へ。
お昼を迎えた瑞牆山荘は賑わっていました。
オーナーの帰りを待っていた
愛車パトリオットと久々の再会。
久々の文明、まぁここまで来てもauは圏外(笑)
着替えやら 一休みしてから 今度は車で峠道を下山。
例のごとく、車に乗って下山途中の峠道、
サーバーに貯まっていたメールや留守電が入ります。
そのままGW後半はオートキャンプしようと
富士山の麓、西湖周辺のキャンプ場に行きますが、
なんと、どこもいっぱい。。。天候の良さに
連泊にしている方も多いらしく、午前中から
断り続けているとか・・・、そんな訳で、
御殿場のアウトレットに寄って 帰宅・・・。
湖畔に車を寄せてオートキャンプは
次回のリベンジとして持越しです。
御殿場のアウトレットから見えた富士山。
途中、三国峠から見えた富士山も最高にクッキリ。
今年のGWは本当に天気に恵まれ最高でした。
今回、着て行った「ポリプロピレン」を使った
ノースフェイスのメッシュ状のドライレイヤーが
すごい良かった。水分を保持しない
ポリプロピレン100%メッシュ、、、
あれだけ汗を掻いても 冷えが無し、
休憩時にバックパックを下ろしても気にならない。。
ソフトな肌触りでストレッチも良くストレスを感じない。
上に重ねた吸汗速乾性を備えた
ベースレイヤーに最大限の働きをさせる感じ。
トレッキングのウエアの進化はすごいですね。
快適性、軽量化、そして より安全に。
今後の進化や新素材も楽しみです。
Paramount Mesh Crew
パラマウント メッシュ クルー
http://goldwinwebstore.jp/ec/pro/disp/2/NT30133
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