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2015年4月27日 (月)

雲取山 April 18-19, 2015

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そんな訳で、先日のゴールデンウィーク前の
4月18~19日の土日にかけて 雲取山へ行ってきました。
先日 購入したテント。ニーモ タニ2Pでテント泊です。

雲取山
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B2%E5%8F%96%E5%B1%B1


雲取山(くもとりやま)は日本百名山の一つで
奥多摩と奥秩父の二つの山域の境界に位置し、
東京都・埼玉県・山梨県の県境に位置する
東京都 最高峰・最西端にある標高2,017mの山です。
南国のような小笠原諸島も東京都であるというのは
知っている方も多いようですが、冬季は、しっかり雪が積もる
2000m級の雪山も、東京都にあるということを
地方の方はもちろん都民の方でも知らない方が多いようです。

そんな訳で、東京都の東のはずれの江戸川区から
愛車パトリオットを飛ばして登山口のある奥多摩を目指します。
出発したのは何だかんだで朝の4時ちょい前。
ナビのお任せで下道を示したので一般道で行ってみました。
都内を走り、新青梅街道へ入れば懐かしい走り慣れた道。
歌舞伎町前を抜け中野坂上、昔 住んでいた、
西荻窪、吉祥寺 周辺へと続き、特徴的な大きな塔、
田無のスカイタワー西東京を過ぎれば・・・
これまた、前に住んでいた小平周辺。思い出が走馬灯のよう・・
昔、二輪、四輪と意味も無く奥多摩に走りに行ったものです。

あれ?大型な好日山荘ができてる?スシローもある!?
カーナビなんか無くてもスイスイ行ける奥多摩への道ですが
いつのまにやら お店やら色々景色も変わっていました。
東京の西側の路肩も無い あいかわらずの道の狭さは
そのままでしたし・・・横田基地を過ぎて、青梅へ向かう頃には
東京とは思えない郊外の山中の道へと変わるのは昔のまま。
そして、いくつものトンネルを抜けて、曲がりくねった
ワインディングを駆け上がれば、東京都の水瓶、小河内ダム、
日本最大級の貯水量を誇る利根川水系の奥多摩湖。
その湖の脇を山梨に向かい奥へ奥へと進めば、
目的地の登山口がある 鴨沢バス停 周辺です。

雲取山へ向かうルートと登山口は何ヵ所かありますが
その中でも一番有名で距離も少ないのが鴨沢ルートです。
それでも、片道5時間30分掛かるという長距離ですが・・・

実は、そんな公共機関バス利用者の登山家も多い、
ここに10台ほど留めれる駐車場があるということで
向かったのですが、登山者は駐車しないでくださいと看板が、
そして、進んで脇道に入れば、もっと登山口に近い
村営の登山者用の駐車場があるとの指示が・・・
一応、事前の調べで通称「小袖乗越駐車場」の
存在は知っていたのですが、そこへ行ける道が
落石で通行留めになっていたので諦めかけていたのですが、
看板によると さらに奥の山梨側に向かったところからも
その駐車場へ行けるとのこと。その指示を信じ進みます。
カーナビにも、グーグルマップにも無い道・・・・。
この道を行くの???3ナンバー幅のJeepゆえに
車幅いっぱいで 九十九折は切換えしが必要な所も、、
Uターンすることも出来ない、しかも一通ではないらしい、
そんな狭い道を登りきったところで、落石で通行止めの
先にあった小袖乗越駐車場へと出ることができました。
前に金峰山へ行った際も、大型車不可の峠道でしたが
なんとも登山へ向かう道はジムニー辺りが最適のようです。
でも、、朝7時ちょうど着で、すでに50台ほど置けそうな
場所はすでに満車。しかもハイエースがいるので・・・
あの道を来たのか?・・それとも・・・違う道があるのか?・・
とにかく盛況で、もしこの時期に来るならば7時では遅そうです。
そんな訳で、ギリギリ場所を確保し、朝食をとりつつ
出発の準備です。すでに、ここまでで達成感がありますが(笑)

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いざ出発。駐車場からのルートは看板もしっかりして、
迷わず登山口へ入り進んでいけます。
舗装路から山道に入っていくドキドキ感がたまりません。
今回は距離も距離ですし、分岐点も多岐にわたるため
途中何度か地図を確認しつつ森の中を進んでいきます。
水場なども地図通り、雲取山は水が豊富で助かります。
健脚な方なら日帰りもギリギリ可能な距離ですが、
登り5時間半、下り3時間半、その移動距離は驚異です。
なんでもMTB等の自転車でも登頂する方もいるそうで、
この日も3台のMTB+シンクロスの方と遭遇しました。
たしかに開けているところは 自分も行ったことがある
富士見パノラマなどのダウンヒルコース風ですが、、
ダウンヒルコースはコーナーがバンクになっていたり、
ジャンプスポットは、ジャンプ回避の迂回路があったり
ある程度、初見でも安心して乗れるよう整備されていますが、
雲取山は結構、徒歩でも怖い、高度感のある崖道も多く、
段差の先は大きな岩だらけのところもあったので
滑落の危険性も高く、腕に自信がある方向けですね・・・。
そんな訳で、眺望があまりよくない森林の中を
ひたすら最初の目的地、七ツ石小屋を目指します。

七ツ石小屋 http://nanastuishi.client.jp/

これが結構あるんですよね・・・ ここの
七ツ石山を目的とする登山者も多いようですし、
七ツ石小屋が見えた時の嬉しさはたまりません。
そして、予定よりも早く昼食。お腹もペコペコ。
今回はカップラーメン無しです。より楽しむ方向へ(苦笑)

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先日購入したプリムスのイータエクスプレスと
シェラカップを活用し、パスタを茹でてオリーブオイル、
バジルで仕上げ、茹で汁はオニオンスープで頂きました。
これが練習をした成果もあって、最高の手際の良さw
気温も低く、風もそこそこある環境でしたが、
さすがイータエクスプレス。風防とヒートエクステェンジャーが
効果的で、沸騰も早く、アルデンテ用のトロ火もバッチリ。
サイドメニューに多めにもってきたパンを焼いたり
シェラカップで温め直したり、とくかく最高でした。
山で食べる食事は数倍旨いと言いますが、さらに
その上を行く旨さです。さらに色々試したくなります。

今回はテント泊なので、いつもの日帰りより荷物多め。
カミさんと2人ですが、テントやタープ、クッカー類は自分が
一人で背負いました、とりあえずソロも想定した
トレーニングも兼ねていますが、一式12kg程度。
別途、マイクロフォーサーズの一眼カメラ等も持参。
カミさんは自分のシュラフとマット。それと、予備として
小型バーナーやランタンなどを背負ってもらいました。
水場が多い今回のルートなので水少なめとしたため、
いつもと変わらないぐらいと言っていましたが・・・
自分も、まぁまぁの重量。ルートや距離によっては
もう少し食料や備品、贅沢品を増やせそうです。

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そして、空腹を満たした後は、またひと歩き、
七ツ石山を過ぎれば、いよいよ、森林が減って
視界が開け石尾根。稜線歩きとなります。
気持ち良い山峰に、左側は富士山がクッキリ。
当初の予定では昼食をとる場所であった
奥多摩小屋は、足取りも軽いため小休止にとどめ
そののまま雲取山 頂上へと先を急ぎます。
登山道わきのヘリポート、奥多摩小屋のテント場を
通り抜け、名物のS字型の木と記念撮影しつつ、
まずは小雲取山の頂上へ、、登り切って
振り返れば、さっき通りすぎた奥多摩小屋のテント場。
その先に七ツ石山へと続く稜線が連なっています。
そして進行方向には、ついに目指すピーク、
雲取山の頂上が見えてきます。
あの避難小屋の向こうが雲取山の頂上。
見えてからも、結構あるんですよね・・ラストスパート!

ここまで、すでに 予定の時間を押していましたが、
テント泊に備えた装備を背負いつつ、登ってきた
お互いを労わり達成感に浸ります。

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何度となく、折れそうになる心境はありましたが、
無事怪我やトラブルもなく、こんな遠くに来たもんです。。
頂上は、少し公園のようになっていて、
避難小屋もすごい綺麗。トイレもあったりします。
東京都・埼玉県・山梨県の県境。
こんな所なんですね・・・ 実際に来た者だけが感じる
リアル感があります。その過程と景観を
しばし楽しんだあと宿泊地である雲取山荘を目指します。
雲取山(標高2,017m)→ 雲取山荘(標高1,830m)
この山頂から大ダワ白岩山 方面に下ったところに
雲取山荘があります。これが、、ここからが
少し急勾配の岩場が続き、山影で陽が当たらないのか
薄暗く残雪や凍結が残るルートとなります。
ある程度進むと登山道を示すようにロープが張られ
解り易くなっていますが、少し不安になる距離、
途中、反対から登ってくる登山者に聞いて安堵しましたが、
雲取山荘の赤い屋根が木々の向こうに見えた時は、
まるでオアシスでも見つけたように嬉しくなりました(笑)

雲取山荘 http://kumotorisansou.com/

そして山荘に到着。まずは受付を済ませテント場に向います。
テント場はさらに奥。両側に木々がありますが稜線上で
登山道に沿って平坦部がありますので、そこにテントを用意。
所々に先週降ったと思われる雪がまだ残っていました。
こんな山奥で綺麗な水洗トイレが有名な山小屋でありますが
残念ながら、この時期は、まだ冬仕様のトイレのみ解放。
水は豊富で流しっぱなしで、水場は充実。
2階建ての大きな山荘は たくさんの登山客で溢れていました。
テント場は、15時の段階で、まだまだ余裕のある空きぐあいで
両隣りがモノポールシェルターさんやヒルバーグさんと
マニアックなソロテントの間の空スペースに設営してみました。
テント設営中にヒルバーグのテントオーナーの方と、挨拶し、
お互いのコース確認に残雪ぐあいなど、しばし情報交換。
事前にマップでルートなどを覚えていたのが役に立ちます。。。
今時なネット社会とは違う、現場主義の生きた情報。
auの携帯電話は圏外でしたし、リアルタイムなコース状況や
ルートの状態や天候、お互い持ち寄った情報は力強いです。

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そして、テント設営後は夕食までの間に しばしタープ遊び(笑)
テン場が混雑していたら使わない予定でしたが、
せっかく持ってきたタープなので色々アレンジを試してみました。
詳しくは、前回の記事を参照して頂くとして・・・、

Sea to summit Escapist 15D Tarp × NEMO TANI 2P

テント泊のワクワク感。この非日常空間がたまりませんね。
途中、設営後、タープ下のテント前でくつろいでいたら
混雑ぎみの山小屋泊の方に、こんなプライベート空間が欲しいと
話しかけられたり(苦笑)、このタープに興味がある方に、
メーカーや仕様勝手を聞かれたりと・・・テント談義も・・・

そして陽が暮れる前には早めの夕食の準備。
フリーズドライのカレーに、レトルトのハンバーグやご飯を用意し
豪勢に頂きました。ぐつぐつ ホカホカ いい香りがたまりません。
途中、カレーをこぼすなど てんやわんやな所もありましたが、
シェラカップに残ったカレーでご飯を炒めドライカレーを作り
リカバリー(笑)  おこげも含め美味しくいただきました。

陽が沈んだあとは、個々のテントがカラフルに光り
夜空は満面の星空、澄んだ空気の中、早めに眠りにつきます。
気温は低めでしたが、疲れもあって まずまずの快眠。
そして、日の出を見るために、夜明け前に起床。
温かい珈琲を作り飲みつつ、凛とした空気を楽しみます。
この一時が山頂でのテント泊の醍醐味かもしれません。

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そして、朝日を見た後は、速やかに撤収し、
昨日来た鴨沢へ下山です。帰りは山頂ルートではなく
巻き道をベースにしたルートで、お昼前に下山予定。
雲取山荘から雲取山の山頂を通らない巻き道。
これが、日の当たらないこともあり、残雪たっぷり。
東京の4月も後半で、まだ この雪の量・・・・。
気を抜くと、何メートルも下へ滑落する可能性もある
早朝の凍り固まった雪道を歩いていきます。

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小雲取山まで出てしまえば、見晴らしが開け
雄大な富士山を右手側に見ながらのトレッキング。
最後に、その富士山を見つつ奥多摩小屋にて、
残った食材と珈琲でブランチをとりました。

奥多摩小屋 http://kumotorisansou.com/koya.htm

温かい飲み物と、焼きたてカリカリのパン。
質素ですが、いつもの何倍も美味しく感じます。

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そして、ラストスパート。緩やかな下りが続きます
七ツ石小屋を過ぎて堂所と距離がありましたが
過ぎてしまえば良い思い出。無事下山できました。

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途中、何ヵ所かにあった植生回復中の看板。
少しの好奇心で外れた脇道。そのなぎ倒された
高山植物は再生されるまで何年もかかると言います。
ゴミはもちろん、なにげなく捨てた熱湯は 土中の
微生物を死滅させ、その生態系を狂わすとも・・・
地図にない道。未開の地への憧れはありますが・・・
自然との共存。レジャーやスポーツとして
その自然の恵みを、末永く少し分けて貰うためには
このようなルール作りと個々の意識は重要なのかもしれません。
長い歴史の、整備され維持された登山道に感謝です。

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そして、登山口の鴨沢を降りた奥多摩湖は、
この時期、都心より一カ月遅れで桜が満開でした。
桜吹雪の中走り抜ける 奥多摩の湖畔。
そして、下山後の昼食は、豪勢に お肉(笑)
奥多摩駅を過ぎて白丸駅周辺の渓流沿いに
アースガーデンというお店があり美味しく頂きました。
http://www.okutama-earthgarden.com/menu/
411号沿いにある駐車場から橋を渡ってお店に行くのですが
最高のロケーション、山間の高台にある洒落た建物です。
この日の河川は透明度もあって、青い山並みが溶け込みます。
そんな景観のなか、丁寧につくられた料理・・・また行きたいお店です。

そして昼食後、帰りは そのまま八王子まで抜け、
中央高速から、首都高へ入り スムーズに帰宅。
読み通り ぎりぎり渋滞にはまらず明るいうちに帰れました。
帰宅後は、汚れたトレッキングブーツや テントの
グランドシート等を水拭きや水洗いなどして、道具のメンテ。
さっそく次回に備えて準備しておきました・・・・。
次はどこに行こうかなぁー。すっかりニーモ タニお気に入りです。。。



 

 







 
 

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