CoverAll(WorkJacket) / カバーオール(ワークジャケット)
今年も だんだん暖かくなってきました。そうなると、
だんだんダウンやウールから開放されたくなってきます。
振り返って見ると、ゴアテックスだとか止水ファスナーだとかハイテク系なアウトドアなジャケットばかりアップしていますが、実はローテクとも言える昔ながらの・・いわゆるカバーオール(ワークジャケット)なんかも大好きだったりします。
実際に・その昔・・自分でミシンを使い 型紙から採寸しオリジナルで起こし、作ったこともあるぐらいですし(苦笑)
で、カバーオール。言葉の意味のとおり・・本来的には全身を包む上下一体となったツナギのことを挿すようですが、日本ではジャケット丈のワークジャケット等のことを呼ぶことが多く・・海外では通用しない和製英語ということになりますが・・・。 その・ざっくりとしたラフな素材感にキレイめなジャケットスタイルは、本来のワークジャケット、作業着という枠を超えたスタイルとして 日本で一つのカテゴリーとしてカバーオールは市民権を得ているのではないでしょうか。そんな自分も・・・普段・・仕事柄、スーツを着るには硬すぎるし、ラフすぎる格好は打ち合わせの場では浮いてしまうという・・絶妙なオンオフ感を演出してくれるジャケットスタイルなカバーオールは重宝しています。
ローテクの最先端は、実はハイテクよりずっとスゴイという本や言葉があったりしますが、そんな訳で・・ひとくせも ふたくせもあるカバーオール的なジャケットを少々アップしてみます。
まずは、MADE IN USA ならぬ MADE IN ニューヨークに拘る、
圧倒的なコアなファンを持つ、エンジニアード ガーメンツ。
そのブランド名の「巧みに設計された洋服」という意味を表すように、細部の拘りの素材やディテールは・・唸るものがあります。
なかでも・お気に入りは・・・エンジニアードガーメンツを代表するといわれる人気のUSNジャケットのブラックです。
ENGINEERED GARMENTS "USN JACKET" Cavalry Twill
→http://engineeredgarments.jp/?eid=445
→http://reggieshop.com/?pid=62930857
このUSNジャケットに使われるキャバリーツイル生地はストレッチな化学繊維素材がまだなかった時代に独特の織り方により伸縮性を持たせた生地で、乗馬用ウエアなどに使われる 丈夫で履きこむことで奥深い表情が現れる経年変化が特徴的なコットン生地です。
そして各ディテールも トリプルステッチでの縫製やカンヌキ止、そして肘裏の補強パッチなど、ミリタリーウエア系の堅実なディテールワークが随所に施された非常にタフな仕上がりはもちろん、着易さ動きやすさを考慮した袖裏のライニングなどデザイン・機能面ともに抜かりが無さで・・・・
とにかく裏のタグ一つから凝っていてカッコよく、さすが エンジニアードガーメンツと思わせるジャケットです。
で・・・次は、前に衝動買いした・・・・。
胸の白いファスナーポケットが印象的な
マーガレット・ハウエル、MHL.のショップ限定カバーオールです。
MHL. MARGARET HOWELL 店舗限定カバーオール(代官山)
→http://sp.houyhnhnm.jp/mhl/blog/2012/01/mhlkey-color.html
コットンツイルの表情もよく、凝った造形のカバーオールとは違った
シンプルなシルエットは・・・マーガレット・ハウエルらしい
スッキリした清潔感が魅力で・・女性ウケも良いようです(笑)。
さりげなく・・胸ポケットのファスナーはMHLの刻印があったり、
細かいディテールもイイですし、白いステッチも効果的で上品さを感じます。
そして、最後は・・・個人的に一番お気に入りなカバーオール。
サウンドマンのバーミンガム。
Soundman Birmingham JKT Coverall Col. Navy
→http://www.soundman.jp/13ssstore_03.html
厳選した素材と緻密なパターンニングで表現した
スタイリッシュ・ローテク・クローズ
Soundman(サウンドマン)を代表するバーミンガムは、
とにかく人気のカバーオールで、
打ち込みの良いドライタッチのコットンドリルの生地に、
取り外し可能なスプレーペイント後に磨きを入れる
エイジング加工を施したオリジナルメタルチェンジボタンに、
タロンのファスナー等のディテールも良いですし、
凝った細部と美しいシルエットはファンも多いです。
で・・個性豊かなカバーオールなんですが・・・
興味ない人には、同じような服ばっかりに見えそうですが、
実際に、このバーミンガムに関しては・・・、
製造年の違いでタグや細かい部分では違うのですが・・・
同じサイズ・カラーを2着持っています(笑)
厳密には、もう一着目は・・ちょっとだけ違う、、
サウンドマン・レギュラー仕様とは別の・・・
別注。モディファイドされた仕様で
サウンドマンのバーミンガムをベースにした
日本屈指のシューリペアファクトリーである
ユニオンワークスのユニフォームです。
UNION WORKS Uniform Coverall
→http://www.union-works.co.jp/shopping/clothings/uniform/detail.php?code=000444
→http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-522.html
→http://gqjapan.jp/fashion/wardrobe/20110405/
違いとしては、背中に UNION WORKSの
バックプリントがあるというところでしょうか・・
これを着て・・・自宅の玄関で
お気に入りの革靴なんかを磨いていたら
最高に雰囲気がでます(笑)
そして・そんな繋がりで・
すでに絶版ですが・・・、
そんなSoundmanの10ホールブーツ。
Soundman 10hole Boots M202-001U(ダイナイトソール)
→http://otootoko.blog87.fc2.com/blog-entry-180.html
→http://labarba.jugem.jp/?eid=685
さすが、Soundmanデザイナーの今井氏のセンスと・・・
トリッカーズ、オールデン、ホワイツ等を知り尽くした
ユニオンワークス代表の中川氏監修の・・・シューズ。
ワークブーツとドレスシューズの中間をなすスタイリッシュなフォルム。
細かいステッチワークと曲線美・・・これまた
ローテクなシューズなんですが・・・
丁寧な作りこみと吸い付くような履き心地は
やはり今時なハイテクなシューズに負けない魅力に溢れています。
速い流れで大量消費されていく昨今の中・・・
こだわりのある美しい造形と それを支える確かな技術力は
時代を超えて普遍的なものとして永く愛用できそうです。
[~Photo EXIF : Panasonic LUMIX DMC-GF1 + G LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. ]
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コメント
どんだけズック持ってんだよ!w
と言いつつうちの大曽根タンも50足以上持ってるらしい。
ところで、ネームプレート3種類のうちツートンだけ上がってきたよ!!
まぁまぁ良い感じ♪
投稿: 上山 | 2014年3月 6日 (木) 14時37分
>上山くん
あはは・どんだけー・・
ナイスなツッコミどーもです(笑)
でも・これは・・・下駄箱に入ってないヤツだし、
スニーカーなんか箱に入ってたままのもあるんで・・
ぜんぜん全部じゃないですけどね(汗)
で、ネームプレート、、イイですねぇー
写真写りも良いですなぁ
新しい歴史のスタートですね♪
投稿: tact* | 2014年3月 6日 (木) 23時44分
↑同じくどんだけ持ってるんですか(-_-;)
こんにちは。
それにしても靴、半端ないですね。。。。私も持ってましたが、結構処分しましたよ。特に仕事用(サラリーマン時代)、奥さんに履かないなら処分もしくは売却令が出たので(^O^;)
歳のせいか。。。最近無頓着になってキテマス。。。
投稿: ぶ | 2014年3月 7日 (金) 13時48分
>ぶ さん
どーもです♪あはは・・・
ナイスなツッコミありがとうございます(笑)
そうですね・・・自分も 引っ越しの時に
結構・・処分したはずですが・・・
やっぱり気に入ったモノは捨てられないです(涙)
で・・歳だなんて言わずに・ ぶ さんの
生涯現役での活躍を楽しみにしてますよ♪
投稿: tact* | 2014年3月10日 (月) 17時25分