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2021年2月28日 (日)

大口径超広角ズームレンズ Canon EF17-35mm F2.8L USM

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SONY α7IIに使うためにフルサイズ用に20mm以下の
CanonのEFマウントの広角レンズが欲しかったのですが
かなり程度の良い出物があったので購入してみました。

Canon EF17-35mm F2.8L USM
https://global.canon/ja/c-museum/product/ef336.html

ワイド側焦点距離17mmの大口径超広角ズームレンズ。
第1レンズの研削非球面レンズを含め、2枚の非球面レンズを採用、
広角系ズームレンズで発生し易い歪曲収差を良好に補正している。
インナーフォーカス方式の採用は、
無限遠から最短撮影距離まで高画質を維持している。
AF駆動にはリングUSMを使用、サイレント・ハイスピードAFを実現した。
またAFモードのままでマニュアルフォーカスが可能な
フルタイムマニュアルフォーカス機能や、
後部のゼラチンフィルターホルダー等 により
使い勝手にも優れたレンズとなっている。

35mm版換算で、28mmだと少し狭くて
今時な24mmスタートだと、それはそれで便利なのですが
やっぱり20mmアンダーの超広角領域は
その領域でしか撮れない画力があって魅力がありますね。

そして、どうせなら個人的にEFのLレンズが良くて
同じ大三元レンズで後発の16-35mm F2.8Lや、
小三元の17-40mm F4Lや社外シグマなど悩みつつ
個人的に思い入れも強い、旧 大三元をGet。
今時な解像度はありませんが、その明るさや
Lレンズのもつ道具としての心地よさに大満足。

元値が やはり高額なので、ジャンクや不動、
ボロボロの外観でも そこそこの金額で取り引きされていますが
入手したレンズは、ほとんど外観に傷も無く、各節度感も良好。
光学系にも曇りやカビも無い良品でした。大満足。

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組合わせるボディは前出の…SONYのフルサイズミラーレス機 α7II
前にCanon EOSボディでも使ったことはありますが
シグマのアダプターMC11との相性も良く操作感も違和感なし。

そして、Canon EFレンズをMFTマイクロフォーサーズ…
m4/3マウントで使えるようにするアダプター
Commlite フォーカルレデューサーマウントアダプター
CM-AEF-MFT Booster 0.71X を使って
マイクロフォーサーズのPanasonic LUMIX DMC-GX8にも
組み合わせて使用します。これがイイんですよね。

通常、m4/3にフルサイズ用のレンズを流用すると
2倍の画角、このレンズでいうと
34-70mmと微妙な標準ズームなってしまうところですが、
0.71×なのでAPS-Cの時のような画角で
24.14-49.7… 約24-50mmの広角ズームとして使えます。
しかも集光効果により、F値が1段分明るくなるため、
F2.0通し!の… すごいレンズみたいに使えます。
実際にファインダー上やEXIFにはF2.0表示。
スチールだと解放では甘さが目立ちオールドレンズ感が出ますが
Webでのリサイズ前提や、動画での使用なら
その明るさは夜間や室内など結構な武器になるスペックです。

フィルター径も77mmで、EF 24-105mm F4Lと共有できるのもGood.
PLやNDなどの必須フィルターも共有出来て便利ですね。

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そして、単純にデザインもカッコイイ レンズですよね(笑)
ブラックに赤の刺し色は、ほんと理屈抜きに良いです。

キヤノンのFD時代から続く、レンズのフチに付く赤いライン、
通称、赤ハチマキや赤玉などとファンから親しまれる
キヤノンの最上位Lレンズのシリーズは特別な存在。

そして今時なレンズは寸胴なシンプルな造形が多いですが
テーパー状に広がり、純正のEW-83Cフード先まで繋がる
機能性を追求した形状は実質剛健的な機能美も加わり、
何世代に渡って第一線のプロ機材として使われた
その歴史や伝統 バックグランドにも心が躍りますね。

厳選された各素材や、組み立て精度。
スムーズで節度感のあるインナーフォーカス。
アナログのタコメーターのように機敏に動く機械式の距離指標…

THE L STORY | キヤノン:EF/RF L SERIES
https://cweb.canon.jp/ef/l-lens-j/story/

まぁ機能性や道具としても、まだまだ現役スペックですが…
車でいうR32スカイラインGT-Rというか初代NSXというか
バイクでいうRC30やOW-01というか(笑)
絶対的な数字的なスペックだけではなく
憧れと情緒的な…その風情も使っていて心地よいです。

 

そんな訳で、実写テスト。
ガレージにて三脚に添えて画角の違いを試してみます。
まずはm4/3のLUMIX GX8に、比較用に
LEICA DGレンズを付けて撮影します。

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1)

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Panasonic LUMIX DMC-GX8 +
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0
Exif:絞り値f2.8 露出時間1/60 感度iso500
まずは m4/3標準ズームレンズとして評価の高いライカ銘の
オールマイティなレンズのf2.8解放で
ワイド12mm端 35mm版換算で24mm相当で撮影。
いわゆるメーカー推奨の組合せで安定の描写力ですね。
広角側は24mmあると充分かなぁと思うところもありますが
17mmクラスの広角を使った後だと…少し物足りなく感じます…

 

2)

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Panasonic LUMIX DMC-GX8 +
Commlite CM-AEF-MFT Booster 0.71X  +
Canon EF17-35mm F2.8L USM
Exif:絞り値f2.0 露出時間1/60 感度iso320
次は上記と同じm4/3のGX8を三脚に取り付けたままレンズ交換。
Commlite の 0.71×変換アダプターを介して
今回導入したCanon EF17-35mm F2.8L USMで撮影。
ワイド17mm端 35mm版換算で24mm相当に…なっていますね!
最初、あれ狭いような?と思いましたが、比較してみると
前出のLeica DGと ほとんど同じ範囲が撮影出来ています。
卓上の計算通りにいくとワイド端24.14mm相当で
約24-50mmの広角ズームとして使えそうです。
そして、全域F2.0通しという結果は…ちょっと感動。
さすがにLeica DGと比べると解像の甘さはありますが
この組み合わせ、なかなかイイですね。


3)

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SONY α7 II(LCE-7M2K)
SIGMA Mount Converter MC-11
Canon EF17-35mm F2.8L USM
Exif:絞り値f4.0 露出時間1/30 感度iso320
最後は、メインでの組合せフルサイズのα7IIに組合わせ
ワイド17mm端もちろん35mm版換算で17mm相当で撮影。
やっぱりイイですね。これぞ広角という広々とした画角。
上記2枚と同じ位置からの撮影ながら一歩下がったような距離感と
ググッと遠近感のパースの強弱が効いた画がイイですね。

昨今のスマホのカメラやアクションカメラなど
広角レンズも多いので広角の写真に慣れている目にも
その歪みの少ないスッキリとしたパース感は心地よいです。
最近の広角レンズはボディとの組み合わせで
どうしても無理のある広角レンズで違和感を感じる
樽型をデジタル的に補正をしていたりしますが
フィルム時代の光学系の設計でここまで歪みを抑えているのは
さすが大三元と言われる広角レンズといったところです。


そんな訳で、楽しくなって…色々各所でテスト撮影。
以下、各スナップショットはα7IIと
このEF17-35mm F2.8L の組合せ。

標準、望遠系とは違う、広角レンズの醍醐味を満喫。
グーンっと被写体に近づいて遠近感やスケール感が出る撮影は
バイクや車も、松本零士の宇宙戦艦ヤマトみたいに撮影可能(笑)
手前がドーンと大きく、奥が小さくなるため、迫力が倍増。
そして、建物、風景、自然の雄大さを伝える広々とした構図も
これぞ広角レンズというドラマチックな描画が楽しいですね。

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やっぱり広角レンズの画角は独特で良いですね。
絵画的な空間で、構図を考えるのが楽しくなります。
あまりアオリすぎたり傾けた構図だと見ていて酔ってきますが
単調になりぎみなアングルでも差別化が出来ます。

そして、このレンズ、手振れ補正が無いのですが、
さすがF2.8の明るさと、今時のボディ内手振れ補正の恩恵で
暗いキャンプ場で焚火とランタンの明るさでも
ラフに手持ちの撮影でも、そこそこ撮れてしまいますね。
そして、テレ端の35mmもF2.8の開放で
背景をボカした立体感のある撮影も可能だったりと多彩。

一応、他のレンズも持参していましたが
何気に、この17-35mm一本でも かなり楽しめました。
カメラは、やっぱりレンズが重要と再認識。

トレッキングに持参しての山々の雄大な姿や、
建物の全景を納めたい、少しでも室内を広く見せたいなど
超広角でなければフォローできない領域ですし、
その特性を生かした迫力のある遠近感のある構図は
このレンズならではの持ち味で…すっかり気に入ってしまいました。
どうしても標準領域と違い、汎用性は低いですが
他のレンズでは代用が効かない
広角系も1本は持っておきたいレンズですね。





 

 

 



 

 

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コメント

いつも素敵な写真拝見しています。
17-35mmの画角良いですよね!
私も最近自転車でポタリングする時にα7にタムロンの17-35mmをつけて使っています。
お使いのEFレンズよりは周辺の収差が盛大に出ますが絞り込めばそれなりに見られる感じです。古いレンスですので収差も楽しんでというところでしょうか。
α7も2にアップデートしたいところですが色々悩んでいる次第です。
これからも楽しみにしています。

投稿: どはん | 2021年3月 1日 (月) 09時19分

>どはんさん

どーもです。
コメントありがとうございます。
タムロン17-35mm ポタリングのお供に良さそうですね!
古いレンズの収差はデジタルフィルターで再現しきれない味です(笑)
このころのEFはホワイトのとこにパープルフリンジが少し出る時がありますが
それも それで個人的に白さ明るさが際立つ感じで結構好きです。
ねぶた絵師で白目のフチに青のグラデーションを入れる方がいますが
それに近い効果なのか独特の閃光感を感じます。
まぁ実際に白目のフチが青い人はいませんが(笑)写真や絵画は自由です。
レンズにボディに色々アップデート迷っているときも楽しいのがカメラですね!

投稿: tact | 2021年3月 1日 (月) 22時23分

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